出発前夜

週末はいよいよ只見線でのSL撮影です。只見線は列車本数が極端に少なく、運転当日の朝行ってもSL撮影に間に合わないため、前日に現地入りします。

明日は午後半休を取得し、仕事が終わって昼食を食べてから、そのまま帰宅せずに会津若松へ直行します。

 


※SL快速「SL只見線奥会津号」/只見線会津坂下~塔寺間にて;2012年10月27日撮影

 


※SL快速「SL只見線奥会津号」/只見線会津檜原~会津西方間にて;2012年10月28日撮影

写真は2点共、昨年に撮影したものです。今年は紅葉があまりよくない情報もあり、紅葉にこだわらないテーマで撮影しようと考えています。

明日から会津若松なので、明日と明後日はホテルからの更新となります。

455・457系再加工

明日で10月は終わり、明後日から11月です。デゴイチよく走る!の掲示板によると、只見線の様子を見に行った人の書き込みから、今年は紅葉ハズレの模様です。

天気予報によると11月2日は好天なので昨年同様に夕暮れバックで撮れば、「秋の日はつるべ落とし」で季節感を出すことも可能です。

紅葉ハズレなら、紅葉以外のテーマで秋の季節感を出せばよさそうです。

今日はTOMIXの455系をレストアするべく、再加工をしました。再塗装は昨日までに進めておいたので、車番や標記類のインレタを転写しました。

 


※加工中の455・457系車体

手前側がモハ454-36、奥がモハ456-1です。455系を主体としながら、50/60Hz共用の457系を混ぜているのがポイントです。

ただし、「457系」とはいっても、クハやサロ等の付随車は455系と共用になっています。東北用は6+6両の12両編成で、付属編成に457系の電動車ユニットを2両混ぜる予定です。

実車は457系の電動車ユニット(クモハ457+モハ456)は全19ユニット中、仙台に4ユニットが在籍していました。金沢にも4ユニット、残りは九州に11ユニットが配属されていましたので、東北や北陸では少数派だった様です。

 


※モハ455-36

今回の再塗装で、サボステッカーを貼り直しました。数年前に通販で買ったステッカーの余りですが、急行「まつしま」は12両分中の半分が、急行「ばんだい」は喜多方行きが残っていました。

モハ455-36には急行「まつしま」、号車札は11号車を貼りました。7~12号車が基本編成となります。

 


※モハ456-1

モハ456-1には、急行「ばんだい」、5号車の号車札を貼りました。急行「ばんだい」のサボステッカーは会津若松行きと喜多方行きの2つが入っており、会津若松行きの方は前回使ってしまったために喜多方行きとしました。

磐越西線は郡山~喜多方間が電化しており、新幹線開通前に上野から直通で喜多方まで走っていたのですから、納得がいきます。当初は特急「あいづ」と揃えて会津若松行きまでの設定として貼りましたが、特急が1往復に対して急行が数往復で、喜多方行きが多かったのですから、無理に特急と揃えなくてもよかったみたいですね(^^ゞ

ローズピンクを塗装時に滲みが若干あったので、これらを修正後、表面保護です。前回加工後、表面保護にアクリル塗料を使ったのがよくなかったみたいですから、今回はラッカークリアーを使います。乾燥が早く、塗膜も強いですからね。ただし、塗装時の臭いがきついのが欠点ですが。。。

大曲納豆汁

秋田の報告が終わったので、11月1日の只見線遠征まで遠征ネタがありません。並行してTOMIXの455・457系を改修していますが。まあ、正確には再塗装ですね(^^;

東北だけでなく、九州や北陸用までありますが、まずは東北用から手かげています。

おこぼれネタですが、秋田遠征最終日に大曲駅で食べた「大曲納豆汁」です。

 


※大曲納豆汁

大曲駅の自由通路では、駅弁販売の他、大曲納豆汁研究会が出店し、大曲納豆汁を提供していました。親戚宅で朝食に食べたことが何度かあり、2005年以来8年ぶりですので、いただくことにしました。

北東北では一般家庭で愛される郷土料理で、見た目は味噌汁ですが、納豆が入っています。納豆は秋田産を使用しており、こだわりが感じられます。

8年ぶりに食べた大曲納豆汁、懐かしく温もりが感じられました。

秋田に来たら是非おすすめしたい一品です。次に秋田に来れるのはいつのことでしょうか。

E5系+E6系カップリング

盛岡で「はやぶさ16号」と連結し、最高時速300km/hで東北新幹線を南下していきました。盛岡駅での連結時、ショックはほとんど感じられませんでした。むしろショックレスな連結方法でしたね。

 


※E5系+E6系「はやぶさ・スーパーこまち16号」/東北新幹線東京駅にて

E6系はグリーン車の全席と普通車の窓側席及び両端の座席にコンセントがあります。パソコンや携帯電話等の充電ができるのです。

E3系では山形用の2000番台にもあり、E5系は全編成、E2系は2010年以降増備のJ71~75編成のみです。

乗車中はパソコンにこれまで撮った写真データを取り込んで整理したり、スマホ経由でFB投稿したりしました。

21時08分、東京に到着しました。秋田から3時間55分で、E3系「こまち」とほぼ同じ停車駅にも関わらず4時間を切っており、東北新幹線内の最高時速UPだけでなく加減速の向上によるものでしょう。

E5系とE6系の連結部を撮影した後は、中央線と京王線を乗り継いで家路につきました。

特製牛めし弁当

秋田の報告はあと1回となりました。11月2・3日は只見線SL撮影で、前日に会津若松入りします。

 


※特製牛めし弁当

「スーパーこまち16号」で乗車したのがグリーン車なので、おしぼりとドリンクサービスがありました。

田沢湖を過ぎたころ、そろそろ駅弁を食べようと考え、食べる前に写真を撮りました。しかし、仙岩峠越えのため、結構揺れるので撮影が大変でした(汗

秋田駅で買った駅弁は「特製牛めし弁当」で、調整元が創業当初から発売されている伝統ある一品です。秋田駅と共に歩んできたので、110年以上も発売されていることになります。

内容は牛肉煮、こんにゃく煮、煮物各種、あんずのシロップ煮で、ご飯は地元産あきたこまちが使用されています。

値段は900円でした。変わらぬ味で地元のリピータ客も多いそうなので、秋田でおすすめ駅弁の一つです。

食べ終えた頃には県境を越え、「スーパーこまち16号」は田沢湖線を盛岡へ向けて走り抜けました。

「スーパーこまち16号」

今日は台風接近で午前中雨が降っていましたが、午後には次第に天気が回復しました。池袋にある東武百貨店で「相棒世界」をやっており、角田課長の「ひまかップ」を買いました。

ドラマ作中で実際に角田課長が特命係でコーヒーを飲んでいるカップで、取っ手の部分がパンダになっています。角田課長が特命係に来ては、「ヒマか?」の口癖にちなんでつけられたそうです。

 


※E6系「スーパーこまち16号」/秋田新幹線秋田駅にて

帰りは「スーパーこまち」です。E6系乗車は8月の夏休み時に続いて2度目で、今回もグリーン車利用です。ただし、来春に全てE6系に置き換えられた後は愛称が「こまち」に戻されるので、普通車も利用することになります。

 


※E6系「スーパーこまち16号」/秋田新幹線秋田駅にて

「秋の日は釣瓶落とし」ですから、すでに日は落ち、夜の帳が降りつつあります。周りが暗くなりつつあるので、夏休みの時とはまるで雰囲気が違いますね。

グリーン車ですから、もちろん11号車です。大曲で方向転換するので、秋田発車時点では最後尾になります。

17時13分、定刻通りに秋田駅を発車しました。

秋田駅に到着した「SL秋田こまち号」

台風が接近している影響で、今日はほとんど雨が降っていました。ただし、まだスピードが遅く西日本を進んでいる最中だったので、こちらでは雨量は少なかったです。

 


※SL快速「SL秋田こまち号」/奥羽本線秋田駅にて

後続の電車で秋田駅に着くと、もうSLは到着していました。隣のホームでは新潟行きの特急「いなほ14号」 が発車を待っていたので、特急が出てから撮影しました。

中線を挟んで離れているため、85mm中望遠で撮影しました。カメラがAPS-Cサイズなので、35mmフルサイズ換算で136mm相当になります。

時刻は16時40分ごろを回っており、「秋の日はつるべ落とし」の諺どおり、日は沈みかかっていました。

ですが、最初に確認したら露出オーバー気味だったので、アンダー目に補正してやっと秋の夕暮れの雰囲気で撮ることができました。撮影結果をすぐその場で確認できるのもデジタルの強みですね。

2007年に全面デジタル移行し、フィルム使用を廃止してから6年経つものですね。。。もし、フィルム時代だったら現像仕上がりまで結果確認はできませんでしたから。

撮影終了後は改札をでてコインロッカーから荷物を取り出し、駅弁を買ってから新幹線ホームに入りました。

築堤を駆け上がる「SL秋田こまち号」

ようやくブログの不具合が直ったので、このアメブロでブログを続けることにしました。このアメブロには10年以上前のサイン会で会った某漫画家もいますし(^^)

ネットで知り合ってからもう10年以上にもなりますし( = =)トオイメ

 


※SL快速「SL秋田こまち号」/奥羽本線大曲~神宮寺間にて

この日は「スーパーこまち13号」に時刻変更があり、SLの2分後に大曲駅を発車するダイヤとなっており、E6系の加速度やスピードからここで追いつくだろうと予測し、玉川の大曲側堤防で待つことにしました。

16年前の1997年7月、SLの1分後に新幹線が大曲駅を発車し、後から追いついて並ぶと予測した陸橋で待ち、結局は新幹線が3分遅れて結局は追いつかなかった経験があり、もっと秋田寄りがいいだろうと考えていました。

SLの大曲駅発車時刻になり、さあいよいよだぞ…!とカメラを構えました。

しばらくしてSLが来ましたが、後から追いかけてくる筈の「スーパーこまち13号」が来ません…!結局は並びが撮れないまま終わってしまいました。

SLは歩くほどのスピードまで落ち、玉川橋にかかったところで「スーパーこまち13号」が来ました。田沢湖線内の徐行で遅れた模様です。8月の大雨の影響がまだ残っていたのですね。。。

撮影後は大曲駅へ戻り、電車で秋田へ向かいました。

玉川を渡る新幹線とSL

最終日は神宮寺~大曲間で撮影することにしました。この駅間のほぼ中間でSLと「こまち30号」が並ぶと予想し、電車で神宮寺へ向かいました。

 


※E6系「こまち30号」/秋田新幹線秋田~大曲間にて

神宮寺駅で下車し、玉川橋を目指しました。約3kmもあり、やっと着いた時はほとんど誰もおらず、16年前に撮影した堤防には数人いましたが、木々が茂って撮りづらい状況でした。

SLの時間も迫り、結局は橋の真ん中で玉川を絡めて撮ることにしました。

10時30分をまわり、さあいよいよだぞ…と思い、カメラを構えました。ところがやって来たのはE6系「こまち」のみ!?

 


※SL快速「SL秋田こまち号」/奥羽本線神宮寺~大曲間にて

10分ほど遅れてSLが通過しました。定時どおりだったら並んでいたことでしょう。なぜ遅れたのかは分かりませんが、時刻表を見る限りは時刻変更はない筈です。

もしかしてマナーの悪い撮り鉄の仕業!?何らかのトラブルだったのでしょうか。

撮影後は大曲駅へ行き、休憩と昼食にしました。

2日目の夜

ホテルに戻った後はカメラからパソコンへ写真データをダウンロード→現像してから風呂に入りました。

風呂から上がり、夕食にしようと思ったら、居酒屋が満席でしばらく待たされました。30分ぐらいでしょうか、ようやく案内された席につくことができました。

注文して最初に出されたのは長芋とんぶりです。

 


とんぶりとは、ほうき草の実のことで、実を取ったあとは土間とか庭先を掃くほうきになります。キャビアと食感は似ていて「畑のキャビア」と呼ばれていますが、全く別物です。

秋田名産の一つで、お土産にも売られています。

 


次に注文したのは海鮮丼です。ほたてや甘エビ、イクラ、鮭等の魚介類をふんだんに使った丼で、味噌汁がセットとして付きました。

食べ終わった後はフロントにてお勘定を払い、部屋に戻ってFBやブログ更新をし、23時過ぎに就寝しました。