在りし日の寝台特急「富士・はやぶさ」(2)

今日は日中、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、春並みの陽気でした。明日は立春、暦の上では春となりますが、関東で雪が降る予報です。積雪の恐れもあるので、雪が積もれば明後日は特雪出動になるでしょうか?

今日も在りし日の寝台特急「富士・はやぶさ」の写真紹介です。

 


※寝台特急「はやぶさ」/鹿児島本線植木~田原坂間にて・2008年11月1日撮影

2008年11月1日に植木~田原坂間で撮影した寝台特急「はやぶさ」です。この場所は2000年と2001年(いずれも7月)に撮影しており、7年ぶりの訪問ということになります。

人身事故で熊本到着が遅れたため、ホテルにはすぐチェックインせず、荷物をコインロッカーに預けてからきっぷを買い、普通列車で植木へ向かいました。

しかし、寝台特急「はやぶさ」通過まで時間に余裕がなく、小走りで撮影地へ向かいました。撮影地に到着後、素早く三脚とカメラをセット。16時10分近く、東京行きの「はやぶさ」が通過しました。

九州とはいえ、11月になると17時27分と日没は早くなっており、晴れていれば夕陽に照らされている筈でした。

折しも曇ってしまい、夕陽に照らされた写真とならなかったのが残念です。撮影後、駅に戻る途中で天気が回復しましたが、天気は気まぐれゆえになかなか思い通りの写真が撮れないこともあります。

2000年と2001年に撮影した時は客車が電源車を含めて9両だったのですが、14系客車になり6両に編成が短縮されたのも、利用客減少の現れで、一抹の寂しさはぬぐえない感じがありました。

 


※寝台特急「富士」/日豊本線大神~杵築間にて・2008年11月2日撮影

3連休中日の11月2日は大野下で「はやぶさ」を撮影した後は久留米から久大本線の特急「ゆふ」で大分に出て、別府へ移動しました。

予約したホテルが駅前なので、ホテルにチェックインした後は荷物を置いてから電車で杵築へ向かいました。

撮影地は杵築駅からあまり離れておらず、橋梁を渡るところを撮ろうと考えていました。

ところが…!!曇っているだけならまだしも、近くの畑で野焼きをやっており、煙で視界不良の状態でした。

AFは効きにくいため、ピント合わせには苦労しました。17時10分過ぎ、東京行きの寝台特急「富士」が通過しました。日没近い時間のため、曇っていたとはいえ、蒼い時間への移行の雰囲気が撮れたのはよしとしましょうか。寝台列車の撮影は明るい時間だけではなく、日の出または日没前後の蒼い時刻に撮るのも違った表現があるものです。

フィルム時代だったらこのような写真は撮れなかったかもしれませんが、現在はデジタルなので電気的に感度を上げることができ、ISO感度も現在は25600とか51200、102400といった超高感度も出現しています。

デジタルカメラの出現は写真表現の幅を広げてくれたといっても過言はないでしょう。来週の秋田遠征では夜明け前の「あけぼの」撮影も考えているので、寝台列車が少なくなっていく昨今、新たな視点での撮影にチャレンジしていきたいです。