185系快速「足利藤まつり3号」

今日から5月2日まで3日間、GW谷間の出勤日で仕事でした。連休後半はSLと寝台特急の撮影をメインイベントにしています。

北海道寝台特急が「当面存続されることが決まっている」とはいえ、楽観視できないことは変わりません。

「当面存続する」とはどのような意味でしょうか?これは東北新幹線が新青森まで全通した時の「あけぼの」を例にとると分かります。

この時は「あけぼの」の乗車率が持ち直していたので、東北新幹線が全通した時点での廃止は見送り、しばらく様子を見るという意味だったのです。

「北斗星」や「カシオペア」といった北海道寝台特急は「鉄道の旅を楽しむ」目的の利用客が多く、JRとしては需要は十分にあるとの見方といえます。

まあ、「北斗星」は模型でも長い間持っている程、ブルトレでは大好きな列車ですからね…( ´艸`)

10年近く前、甥っ子に不要なNゲージを譲った時、「北斗星」や「カシオペア」を譲らなかったのもそれだけ思い入れがあるからです。譲ったブルトレは当時衰退傾向にあった九州ブルトレの方でしたし(^_^ゞ

ですが、一番の問題は青函トンネルを含む共用区間が新幹線に合わせて架線電圧が昇圧されるので、機関車の問題さえ解決できれば運転を続けることは可能でしょう。

今回の寝台特急撮影は首都圏メインですが、これは「あけぼの」を含めて上野口での撮影記録が少ないためです。

 


※185系快速「足利藤まつり3号」/東北本線東大宮~蓮田間にて

「北斗星」の撮影を終えて蓮田駅へ戻る途中、田んぼを抜けたところで何人かの同業者がカメラを構えていたので、何かが来ると思い、彼等に混じってカメラをセットして待ち構えました。

しばらくして185系が通過してきました。トレインマークは「臨時快速」の表示でしたし、6両編成でグリーン車がありません。塗色からして「踊り子」用です。

この185系の快速を撮った後、再び駅へ向かいましたが、途中で東武スペーシアに遭遇しました。そういえば、東武からの直通特急を忘れていました…。しかも東武からの上り直通一番列車でしたから、もう少し待って撮ればよかったです。

しかし、田んぼの水がまだ十分でないので、今撮らなくてもよかったかも知れません。帰宅後に時刻表で確認すると、足利での藤まつりに合わせて運転されている両毛線直通の臨時列車であることが分かりました。

昨年までは183・189系で絵入りトレインマークだったのが、今年は185系です。高崎線系統の特急が651系に置き換えられたので、玉突きで185系が回ったのでしょう。

今回の教訓として、臨時列車が増発される時は事前チェックが必要とつくづく考えさせられました。後半にも運転されるので、今度は「予習」してリベンジとしましょう。

朝日を浴びるEF81牽引の寝台特急「あけぼの」

今日で前半4連休は終わり、明日から3日間出勤日です。天気があまり良くなかったので、撮影はお休みです。

昨年11月に報道された北海道寝台特急の件ですが、ウィキペデイアによると、JRからの公式発表はなく、「一定の需要があるとして、当面は存続される」ことが決まっているそうです。

一体、あの報道は何だったのでしょうか?いわゆる「フライング報道」ですが、「当面存続」とはいっても、新幹線開通後はどうやって青函トンネルを通るのでしょうか?

共用区間の架線電圧が新幹線に合わせて現在の20,000Vから25,000Vに昇圧されるので、複電圧対応のEH800でないと牽引できない筈です。JR貨物からEH800を借りるか、委託するしかないので、どちらにしても楽観視できません。

 


※寝台特急「あけぼの」/東北本線日暮里~鶯谷間にて・2001年5月20日撮影

今年のGWは谷間に3日間出勤日があるので、飛び石型となっている関係で、あまり遠くへ行くことはできません。

そこで、寝台特急を重要テーマと定め、その一つが「あけぼの」でした。

3月改正で臨時列車になった「あけぼの」ですが、このGW中には発駅基準で4月24日~5月5日まで12日間運転されます。

首都圏での「あけぼの」は上野到着時刻が朝早い関係もあり、フィルム時代も含めて数える程しか撮影していません。しかも撮影したのはGWから夏休みまでの限られた期間だけです。

今日紹介した写真は今から13年前の2001年5月20日に撮影しました。当時は上野到着が6時58分で、定期廃止まで変わることはありませんでした。

1997年3月に羽越線経由に経路変更してから2009年まではEF81が全区間を通し牽引していました。よく見ると、客車も個室寝台車を除いて白帯車が主体となっています。

今では金帯車が多いですが、当時は東北本線経由の寝台特急「はくつる」が運転されており、元「あさかぜ」用の金帯車は「はくつる」中心に使われていました。

その後、2002年12月に東北新幹線八戸延伸と並行在来線の経営分離(第三セクター化)により、「はくつる」が廃止されると、シングルDXが廃車になった他は「あけぼの」「日本海」に転用されたのです。

現在ではEF81が定期列車で首都圏に乗り入れることはなくなりましたが、改めてみると客車が白帯主体と合わせて貴重な記録になった一コマと感じるのであります。

菜の花と水鏡のコラボ

GW前半の連休3日目は雲が多かったため、どこへも撮影に行かず、休養日としました。昨日の早朝撮影で寝不足だったこともその一因ですが。

連休中の貴重な平日休みだったため、小田急線で特急「えのしま74号」の撮影も考えましたが、小田急の特急券予約サイトにて車種を調べたらEXEだったので、パスしました。稀にLSEが入ることがあり、この場合はLSEの「えのしま」号が白昼堂々と走る姿を見ることができます。

LSEの「えのしま74号」は夏休みに期待…といいたいところですが、MSEによる臨時列車の折り返し運用になることが多いので、無理でしょう。おまけに今年も夏休みはオオクワガタ採集のため、青森へ遠征しますので。

 


※E231系 普通列車562M/東北本線蓮田~東大宮間にて

赤羽で京浜東北線と宇都宮線を乗り継ぎ、7時51分には蓮田に到着しました。車窓から菜の花がまだ咲いていることを確信し、撮影地に向けて歩きました。

約40分で到着、カメラと三脚をセットして待ち構えました。まずはE231系で構図確認を兼ねて前哨戦としました。

 


※寝台特急「カシオペア」/東北本線蓮田~東大宮間にて

8時48分ごろ、寝台特急「カシオペア」が通過しました。この日の牽引機は青釜でした。

JR東日本のEF510には青釜と銀釜の2色がいますが、塗色に関係なく共通運用されている様です。青釜が「カシオペア」を牽引することもあれば、銀釜が「北斗星」を牽引することもあります。

北海道新幹線開通で廃止が報道されているので、色違いでも貴重な記録となったことでしょう。来春に「北斗星」が臨時列車になれば、EF510のうち青釜がJR貨物へ譲渡される可能性がありますので。

 


※寝台特急「北斗星」/東北本線蓮田~東大宮間にて

約15分後には寝台特急「北斗星」が通過しました。結果的にこの日は2本共、青釜が牽引したことになります。

青釜に青い客車…機関車と客車が一体化したようなイメージを受けます。かつて、EF60やEF65の特急色が20系客車をイメージし、クリーム色の帯の位置が20系に合わせた様に、EF510青釜の金帯のうち1本が客車と同じ位置にあるのです。

寝台特急は先が見えていますので、北海道新幹線開通まで残り少ない日々をどれだけ多く写真に残せるかが課題でしょう。

3月に避花粉を兼ねて北海道へ行った時、非電化区間での撮影を中心にしたのもそうですが、まだ取り残しているのはないか、本州内でのEF510牽引もその一つであり、写真に残すことで後世に伝えることも私達ファンの使命ではないかと考えさせられました。

早朝の寝台特急「あけぼの」

GW前半2日目は早朝から寝台列車の撮影に行ってきました。朝4時前に起き、タクシーで聖蹟桜ヶ丘駅まで行き、始発を利用しました。6時10分前には日暮里到着、撮影地は田端方の跨線橋からです。すでに数人のファンが待ち構えていました。

 


※寝台特急「あけぼの」/東北本線尾久~上野間にて

6時17分ごろ、寝台特急「あけぼの」が通過しました。去る3月15日ダイヤ改正で廃止されましたが、「お客の多い時期に臨時列車して運転します」の公約通り、このGWに臨時列車として帰ってきました。

撮影結果を確認したら、見事に架線がEF64の顔を横切っていますね…。リベンジが必要です。

とはいうのも、都内での「あけぼの」撮影は数年ぶりで、どの線路を走るかすっかり忘れていたのです。秋田や青森県でばかり撮影していましたからね…(^^;

 


※推進回送/東北本線尾久~上野間にて

3月にフジテレビの企画列車「SLギャラクシー号」を撮影した谷中墓地へ通じる跨線橋へ行ってみました。いざ、カメラを構えてみると、望遠にしても柵を消し切れず、脚立がないとクリアが不可能と判明し、結局は元の場所に戻りました。

6時40分ごろ、尾久への推進回送が通過しました。三脚にカメラをセットする時間がなかったため、手持ち撮影です。

こちらの写真の方が画面いっぱいに入り、機関車正面に日が当たっているのでよいかも。

連休中のリベンジを誓い、朝食のためにマクドナルドへ向かいました。

長倉線跡

今日からGWです。今年は谷間に出勤日が3日あるので、飛び石型です。前半の初日は柿生へ行ってきました。先週のリベンジは果たせましたが、晴れると逆光だったので、来年以降は場所を変える等して考えないといけませんね。

 


※長倉線跡

空き時間を利用して訪れたのは長倉線跡です。この長倉線は廃線ではなく、未成線です。つまり、国鉄時代に建設が進められていながら、工事が中止となり開通に至らなかった路線のことです。

今から70年以上前に着工し、長倉で茨城交通と接続して水郡線の玉川村または常磐線の水戸を目指す計画だったそうです。

しかし、路盤が完成しレールまで敷いたところで、戦争の激化により工事は中止となり、戦後も再開されることはありませんでした。折角敷いたレールは撤去されて鉄砲の弾にされたそうです。

築堤に上がると、菜の花があたり一面に咲いていました。70年以上前に完成していながら、一度も列車が走ることがなく、無用の長物と化していますが、地元の人にとっては当たり前の光景なのでしょう。

もう少し散策してみたかったのですが、帰りの列車の時間が迫ったので茂木駅に戻りました。

列車に乗って下館まで戻り、水戸線に乗り換えました。

 


※415系 普通列車758M/東北本線小山駅にて

小山に着くと、乗り換え時間が15分ほど空いたので、東北線ホームから先刻まで乗った415系を撮影しました。

上野口で最大15両編成を組んで通勤通学輸送に徹した面影はありませんが、4両の短編成で余生を送っているだけ、幸せともいえるでしょう。東日本では鋼製車は全廃されており、ステンレス車のみが残っています。

17時41分発の電車に乗り、赤羽で埼京線、新宿から京王線に乗り換えて20時近くに帰宅しました。

GW中のSL撮影は後半に予定しています。まずは5月5日に上越線が決まっていますが、真岡鐵道も検討中です。

枝垂れ桜と「SLもおか」

今日も好天に恵まれた一日でした。明日からGW連休ですが、今年は30日から5月2日までの3日間が出勤日のため、26~29日までと5月3~6日の飛び石型です。

臨時列車化された寝台特急「あけぼの」の運転が始まったので、期間中は早起きしての撮影も視野に入れています。北海道寝台特急もそうですが、寝台特急は先が見えていますので、残り少ない日々で写真にどれだけ残せるかが課題といえます。

北海道寝台特急が全廃になった後の新たな被写体はクルーズトレインと貨物列車になるのは確実です。

 


※「SLもおか」/真岡鐵道真岡線茂木~天矢場間にて

前方で場所を確保していたファンの有志が車の持ち主を説得してくれたので、車はどいてくれました。花見シーズンの日曜日で家族連れが多いのは当然ですが、無神経な方にも非があるといわざるをえません。真岡鐵道でなく車で来る方が多いですよね…f(^_^;

かくいう私は真岡鐵道を利用して撮影に訪れています。元は国鉄再建法で廃止対象になった赤字ローカル線を引き受けたのですから、経営環境が厳しく、SLを走らせて観光客を呼び込んで増収のための努力してるのですから、真岡線を利用して少しでも増収に貢献して応援したいものです。

14時30分ごろ、「SLもおか」が通過してきました。完全燃焼状態で、無色透明の煙になりましたが、機関士がファンを発見して少し色をつけてくれました。

撮影後は撤収し、茂木駅に戻りました。しかし、列車まで少し時間が余ったので、ある場所を訪れました。

つづく。。。

道の駅もてぎにて

今朝は通勤途中の駅で、某都議会議員が演説しているのを目撃しました。この方とはfacebookでの友人になっており、私が高校の時に文化祭視察に市長として来られたこともあったみたいです。もう20年以上も前の話ですが。卒業式の時にも来賓として来られたかも知れません。

 


※モオカ14形126列車/真岡鐵道真岡線茂木~天矢場間にて

道の駅もてぎに到着後、枝垂れ桜と絡めて撮れるポイントに三脚を置いて場所確保し、昼食にしました。

昼食後は戻り、構図を決めて普通列車で試し撮りしました。

 


※道の駅もてぎにて

次の列車まで1時間近くあるため、周辺で少しスナップしました。まだ4月中旬ですが、すでにこいのぼりが泳いでいました。5月5日の「こどもの日」まではこいのぼりが泳ぐ姿が見られそうです。

 


※モオカ14形128列車/真岡鐵道真岡線茂木~天矢場間にて

三脚を置いた場所に戻り、カメラを再びセットしました。SLの直前となる128列車が通過して行きました。

しばらくして背の高い車が線路傍の道路に駐車してきました。何人かの撮り鉄がSL目当てで来ているというのに、無神経な…。車をカットするために構図をずらざるを得なくなってしまいました。

SL通過はもう目前に迫ってきています。はて、どうなるのでしょうか…?

続く。。。

終着・茂木駅にて

今日はほぼ終日晴れ、昨日までの寒さが嘘のような陽気でした。昨日のfacebookでコメントが炎上した女性(?)ユーザーは辞めた模様です。業者の疑いもありましたからね…。

業者か見分けるのは難しいですが、最初からLINEのIDを公開し、写メがやたら容姿端麗で、友達募集の書き込みオンリーで日常のネタを書いていない場合はほぼ間違いないでしょう。

その写真ですが、AV女優や、芸能人の事務所サイトから無断転載の可能性もあります。そうだとすれば、業者は著作権法違反行為を平然と行っていることになります。

今後、facebookでの友達は男性の比率が増えて行くかもしれません。女性のfacbook友達はいわゆる「鉄子」さん、高校の同窓生、同じ会社の人、そしてアメブロで絡みのある人などに限定されていくでしょうか…?

 


※休憩中のC11 325/真岡鐵道真岡線茂木駅にて

約1時間で終点の茂木駅に到着しました。駅に到着後、早速2階に上がりました。2階のテラスからは、停車中の列車に邪魔されることなく撮影ができるからです。

すでにSLは転車台で転向を終え、給炭と給水を行っていました。機関士が2人しゃがんでいましたが、会話内容はどんなだったのでしょうか?

 


※茂木駅

真岡鐵道の終着駅である茂木駅の駅舎です。JRと共同使用駅になっている下館駅を除き、真岡駅や益子駅と共に数少ない有人駅で、駅舎は立派になっています。

撮影後は「道の駅もてぎ」へ向かって歩きました。

久下田駅にて

今日は朝のうちは晴れていましたが、時間がたつと雲が増え、午後には一時雨が降ったりもしました。

facebookでLINEのIDを公開し、トークからアドレス交換を餌にプロフサイトへ誘導する手口が相変わらず横行しています。ある書き込みから男性同士での議論が発生し、その中の男性数人とfacebookでの友達になりました。折角の機会ですから、業者情報を共有するためのグループを作る構想話になりました。

情報共有することで、騙される人が減れば…と思うのです。排斥サイトもある様ですが。

 

久下田駅で下車すると、桜は散り始めていましたが、まだまだ花は相当数が残っていました。

 


※モオカ14形115列車/真岡鐵道真岡線久下田にて

まずは駅のすぐ近くの踏切で狙ってみることにしました。反対方向から列車が来て、交換を撮ることはできました。しかし、バックの空が白っぽく、逆光気味です。

そこで、跨線橋に移ってSLの発車を狙うことにしました。

 


※「SLもおか」/真岡鐵道真岡線久下田にて<

桜がSLの煙で隠れてしまう危険性もありましたが、承知のうえでした。10時50分、定刻通りに「SLもおか」は久下田駅を発車しました。

最初、白煙だったのが半透明になりました。完全燃焼状態で、気温が高かったためです。桜が隠れなかったとはいえ、嬉しいような残念そうな…。

撮影後は後続の列車で茂木へ向かいました。

下館駅の桜は今…

今日も肌寒い1日で時折雨も降りました。北東から冷たく湿った空気が流れ込んだためです。

1か月以上に及んだ北海道遠征の報告が先週で完結したため、真岡鐵道の報告です。13日に「花見鉄」を兼ねて真岡鐵道へ行ってきました。

真岡鐵道での桜のポイントと言えば、久下田と北真岡の2つです。どちらかにしようかと考えましたが、知り合いのサイトの掲示板書き込みから久下田にしました。

真岡鐵道は2011年2月以来3年ぶりです。今回は花見鉄のため、早めに出陣の必要があり、6時頃には家を出ました。

新幹線を使わず、在来線で行ったためです。赤羽で宇都宮線に乗り換え、小山には8時31分に到着しました。水戸線乗り換えまで20分も時間があるため、構内のカフェで朝食にしました。

朝食後、水戸線ホームへ。

 


※415系 普通列車737M/東北本線小山駅にて

ホームに停車していたのは415系です。上野口で見なくなって数年、前回乗ったのは3年前ですから、随分久しぶりに感じられます。

小山~小田林間に交直デッドセクション(死電化区間)があるため、交直両用電車が使用されているのです。

8時49分に小山駅を発車し、20分程度で下館に到着しました。ここから真岡鐵道です。

 


※桜/下館駅真岡線ホームより

一旦改札を出て、真岡鐵道の切符を買いました。桜は…と気になるところでしたが、すでに散り始めている様でした。

ホームでは真岡鐵道の社員がSL整理券の販売をしていたので、今日のSLはC11かC12のどちらかが走りますか?と尋ねましたが、分からないとのことでした。

 


※モオカ14形113列車/真岡鐵道真岡線下館駅にて

しばらくして茂木からの列車が来ました。乗客が降りてきたので、この後に茂木へ向かいます。

乗車し、9時41分には茂木へ向けて発車しました。