寝台特急「トワイライトエクスプレス」遂に終焉へ…

「トワイライトエクスプレス」引退の公式発表&報道から一夜明け、少しは落ちついてきました。1年前倒しでの公式発表はあまりにも寝耳に水でした。

3月に北海道へ避花粉を兼ねて遠征した時はまだ公式には発表されていませんでしたが、非電化区間で寝台列車を撮影したいということもあり、引退前に撮れたことはよかったともいえましょう。

そこで、引退発表を受け、過去に撮った写真のうち、本州内のものを2点ピックアップして紹介したいと思います。

 


※寝台特急「トワイライトエクスプレス」/信越本線青海川~鯨波間にて・2003年7月5日撮影

過去の写真を調べたところ、本州内で撮影した写真は北海道内に比べると少ないです。これは大阪から日本海側を経由するためということもありますが、首都圏から一番近くで乗れるのは長岡からなのと、SLのイベント運転で東日本各地を回っているため、どうしても撮影に行く機会が限られてしまいます。

「トワイライトエクスプレス」の列車名由来は、日本海に沈む夕日からだそうです。ヘッドマークは「日本海」に類似していますが、地色がピンクなのも頷けます。

日本海に沈む夕日バックに撮りたい…夏場限定ではありますが、時は2003年7月5日。翌日の白新・羽越本線へC57牽引の団臨撮影で新潟遠征へ行きましたが、前日までの予報で梅雨の晴れ間が出るとのことで、直接新潟へ行かず、鯨波に寄り道を計画しました。

通過時刻は18時30分前後で、日没時刻ぎりぎりです。夕日に輝く海を強調するため、露出をアンダー目に調整しました。列車はシルエットになりますが、暗くなりすぎない様、露出の調整はかなり難しかったです。

いよいよ通過時刻が迫ってきました。編成で写す訳ではないので、シャッターチャンスは一瞬です。固唾を飲んで撮影した一コマです。当時はフィルムだったので、現像仕上がりまで結果が確認できませんでしたが、数日後に確認すると、ほぼ思い通りのイメージで撮れ、「やった!」と喜んだのを覚えています。

 


※寝台特急「トワイライトエクスプレス」/東海道本線高槻~山崎間にて/2008年2月29日撮影

こちらはJR西日本のお膝元である京阪神での撮影です。大阪始発ということもあり、本州側では大阪口での撮影がほとんどです。

しかし、本州側でしかも大阪口での撮影は2000年10月が初めてで、その次は2001年4月ですからわずか3回しか「トワイライトエクスプレス」を撮影していません。

撮影したのは「山崎の大カーブ」で、サントリーの山崎工場が近くにあり有名な撮影地でした。現在は接触事故防止のため、線路際に高いフェンスが設置されたので撮影は不可能です。この時はまだフェンスが設置されていなかったので、貴重な一コマになりました。

「トワイライトエクスプレス」の廃止まであと9か月となりましたが、残されたわずかな時間で限られた機会を活用して本州内でも撮影したいところですね。あと何回撮影できるでしょうか。