最大クラスの赤カブト♂

今日で7月も終わり、明日から8月です。今年は8月7日が立秋なので、あと1週間で暦の上では秋になります。

8月のメインイベントは夏休み恒例の青森遠征です。19~21日の新潟合宿後、先生からライトトラップを借りることができたので、今年は青森でもチャレンジできます。

 


※カブトムシ♂

7月最後の夜間樹液採集は、最初のポイントに先行者がいたため、2箇所目と3箇所目のみとなりました。

もちろん、すでにカブトムシで占拠されていました。クワガタはあまり見られません。ただし、旧盆過ぎからはカブトムシが目立って減り始めるので、その頃には第二次ピークを迎えることでしょう。

宿題となっている体色の遺伝ですが、昨日の赤♀に加えて今度は赤♂を採集できました。しかも最大クラスのサイズです。角を含めた全長は75mmぐらいあるでしょう。

赤♂と赤♀の組み合わせなら、来年羽化するのは赤っぽい個体が大半となるのでしょうか?あくまでも理論上ですが。

採集して持ち帰りましたが、よく見ると角の一部が折れています。百戦錬磨といったところでしょうか。

 


※カブトムシ♂

少し移動した先では、黒っぽい個体の♂がいました。ショップでは赤っぽい個体がやや高価になる傾向があります。

黒っぽい個体は普通に見られるといったところでしょう。遺伝的には黒が優勢、赤が劣勢なのかもしれません。もし、遺伝の優劣が関係するならば、一定の割合で出現率が決まる筈です。

今夜の採集は赤♂1頭のみにとどめ、撮影を終えた後は帰宅しました。

チビノコギリ

沖縄近海の熱帯低気圧が台風12号となり、この影響で湿った空気が流れ込み、蒸し暑い1日でした。このジメジメ感が虫達にはよいと思い、25日以来の夜間樹液採集に行きました。

 


最初のポイントでは蛾とミヤマカミキリを見つけ、撮影しました。

 


※ノコギリクワガタ♂

続いてノコギリクワガタの大型個体を見つけました。やっと地上に落とし、ノギスで測ってみたら53.6mmでした。。。

もうちょっと大きいと期待していましたが…。

 


※ノコギリクワガタ♂

気を取り直し、木に登るとめちゃ小さいノコギリを発見しました。撮影後に採集し、体長を測ってみたら25.4mmでした。

ビークワのチビギネスには程遠いですが、まさか自分でもこのぐらい小型個体を採集するとは思ってもいませんでした。

 


※カブトムシ♀

ポイントを移動しましたが、移動先のポイントでは相変わらずカブトムシが占拠していました。

そんな中、赤っぽい♀を見つけました。赤っぽい♂と掛け合わせたら、来年には赤っぽい子供が多数生まれるのでは?と思い、キープしました。

体色は遺伝するのか?これは長年の課題です。あとは赤っぽい♂を採集するのみですが、この♀を採集したポイントには生憎♂がいませんでした。

 


3度目の移動先ポイントでは、ミヤマカミキリ(左写真)とコメツキムシ(右写真)を見つけ、撮影しました。

 


※カブトムシ交尾

ちょうど、カブトムシが交尾していたので、撮影できました。すでにカブトムシがピークに入ったとはいえ、8月の旧盆までです。残り半月、子孫を残そうと必死なのでしょう。

同時に夏休み恒例の青森遠征まであと2週間余りです。シーズン中盤は変化に乏しい時期ではありますが、わずかな変化を見逃さないためにもできるだけ見ておくことが大切ともいえます。

今年は65mmオーバーのノコギリクワガタを採集できるでしょうか?

夏休み12両編成の急行「はまなす」

マリアナ近海で台風11号が、沖縄近海では熱帯低気圧が発生しています。台風も熱帯低気圧も構造はほとんど同じです。熱帯低気圧の発達したものが台風なのです。

このため、夜でも風が強く、虫は飛ばないだろうと思い、夜間樹液採集には行きませんでした。

 


※急行「はまなす」/津軽線津軽宮田~油川間にて・2012年8月19日撮影

今日も過去の写真紹介です。2012年8月19日に撮影した急行「はまなす」で、ED79牽引の走行写真を撮るのは初めてとなりました。

今では夏休み青森遠征が恒例化しつつありますが、十和田湖遠征も2年目に入った2012年、最終日は青森市内で早朝に急行「はまなす」を撮影しようと決めていました。

ホテルを午前3時半頃に出てタクシーで油川方面へ向かい、駅で降りて撮影地に向かいました。

盆休みなので、多くのファンが集まっており、先行の「北斗星」はケツ撃ちしか撮れませんでした。

しかし、薄暗いです。夏の夜明けは5時頃ですが、5時を過ぎても一向に明るくなりません。海が近いので、海霧の影響もあって曇っています。

所定より10分遅れて急行「はまなす」が通過しました。夏休み多客輸送のため、12両編成に増結しています。「北斗星」「カシオペア」も12両編成ですが、これら2列車に匹敵する迫力ともいえましょう。

12両中9両が座席車なので、乗車定員が多く、まさに輸送力列車です。「北斗星」「カシオペア」は寝台車主体で観光輸送に特化しているならば、「はまなす」は庶民派列車ともいえます。

今やJRグループ唯一の定期急行となった「はまなす」ですが、冬場を除いて意外と撮れるチャンスはありますが、いつまで撮影できるでしょうか?

雪煙を巻き上げて疾走する「北斗星」

昨日、Ameba夕刊にて気になる記事を見つけました。よく見ると、かつての元相手の行動が最後に破綻に至ったパターンとほぼ酷似していました。今では思い出したくもありませんが、元相手は結局は最初から騙すのが目的でしたし…(>_<。

特に今から9年前の2005年2月には3連休を利用して磐越西線へSL撮影に行きましたが、1日遅れて会津若松駅で落ち合う約束をしていながら、前夜に「福島より東京がいい」と予定変更を申し出、帰りの新幹線が東京に着くまで30分もないのに「じゃあ、考えとこうか」等と言い、振り回したのです。

この行動パターンが3年後に破綻を招くことになりますが、血液型もピタリなのです。今でもトラウマは残っており、思い出す度に怒りは収まりません。。。

最後には「結婚するね」と言ったのですから、人を騙してまで得た幸せは絶対長続きはしないと確信しており、最後には因果応報で自分に返ってくるのです。

 


※寝台特急「北斗星」/千歳線島松~北広島間にて・2009年2月8日撮影

今日も納涼ネタです。昨日掲載した寝台特急「トワイライトエクスプレス」のおよそ1時間後には上野からの「北斗星」が通過しました。

この間にも札幌近郊は列車本数が多いので、貨物や特急、快速等も撮影していました。

この日は晴れていましたが、前夜に降った雪がほとんど残り、ほとんどの列車で雪煙を巻き上げて疾走する写真を撮ることができました。

帰りの列車の時間もあり、昼過ぎの「スーパー北斗12号」で札幌を発つため、トリとしてこの列車で締めて快速「エアポート」で札幌へ戻りました。

この後、強風の影響で八戸からの東北新幹線が遅れるとは思ってもいませんでした。

雪煙を巻き上げて疾走する「トワイライトエクスプレス」

今日は朝から暑かったですが、午後は一時雷雨になりました。天気が不安定なので夜間樹液採集はお休みとしました。

ここ数日猛暑だったので、納涼ネタとして雪景色の写真を公開します。

 


※寝台特急「トワイライトエクスプレス」/千歳線島松~北広島間にて・2009年2月8日撮影

今から5年前の2009年2月8日に千歳線島松~北広島間にて撮影した寝台特急「トワイライトエクスプレス」です。

この日は前日に開催された婚活オフに遠征参加し、翌日は午前中のみ撮り鉄に充てることとしました。

この時、北海道へ渡るのは2003年2月以来6年ぶりとなり、震災による“当面延期”を経て、現在は3月の避花粉として定着しつつあります。

ですがこの日は日曜日で、「カシオペア」はすでに前日の夕方に上野へ向けて旅発っていました。よって、撮影できる寝台列車は「トワイライトエクスプレス」「北斗星」の2本のみです。

札幌→北広島への移動は快速「エアポート」を利用し、千歳方へ15分ほど歩いた踏切で撮影することにしました。

この年の9月いっぱいで終焉を迎えるキハ183系特急「とかち」を皮切りに先行する列車を何本か撮影し、10時過ぎには寝台特急「トワイライトエクスプレス」が通過しました。

冬以外の季節なら晴れれば逆光になるところですが、雪によるレフ効果も相まって列車を潰すことなく撮影できました。

無雪期だったら、曇りや雨の日でないと列車写真としてはダメだったでしょう。この写真を撮影してから5年後、北陸新幹線の金沢延伸と同時に運転終了が決定するとは思ってもいませんでした。

北陸新幹線の開通で北陸本線の金沢~直江津間がIRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道の3つの第三セクター鉄道に移管され、それぞれの相手会社に支払う線路使用料が3社分発生するためです。その分、運賃や特急料金にも跳ね返ります。東北新幹線八戸延伸後の寝台特急「カシオペア」「北斗星」がその例です。

雪晴れに雪煙、雪の反射によるレフ効果、このような3拍子揃った写真はなかなか撮ることができません。廃止が近くなったからといって慌てて撮りに行っても、天気は気まぐれですから思い通りの写真を撮ることはできません。

ですから、あの時撮りに行ってよかったと思える一コマになりました。7か月後には4月の下関オフに続いて主催者として、再び北海道に渡ることになるのです。

西の里信号場を通過する寝台特急「トワイライトエクスプレス」

今日は暑い一日でした。夏休み子ども向けイベントがありましたが、さすがに暑すぎて帰宅後はばててしまいました(^^;

例年、ブリードしたカブトムシをあげていますが、今年は羽化が遅れていて一部を天然採集物で補いましたが、それでも好評でした。やはりカブトムシは子どもには人気者ですね。

もっとも私はクワガタメインですが、カブトムシはクワガタに使用した材やマット、菌糸カスを処分するために幼虫メインで飼っているようなものです。

 


※寝台特急「トワイライトエクスプレス」/千歳線西の里信号場にて・2009年9月5日撮影

今日は暑かったので、納涼ネタということで北海道にて撮影した寝台特急「トワイライトエクスプレス」です。

撮影したのは5年前になる2009年9月5日で、前日の夕方に東北新幹線で発ち、八戸で特急「白鳥25号」を乗り継ぎ、青森から急行「はまなす」で早朝に到着しました。

この時は当時利用していた婚活サイトにて私が幹事で北海道オフを開催し、地元幹事との待ち合わせまでには時間があったので、午前中は撮り鉄をすることにしました。

オフとはいえ、いわゆる合コンに近いものではありましたが、当時は女性無料だったのでチャットが賑わっておりオフ開催も容易でした。女性有料化した現在はチャットが寂れておりオフ開催は困難です。このために志半ばで退会しました。

9月になると秋雨前線の影響か、この日は朝から曇っていました。北海道の短い夏はすでに終わっており、撮影地では雨が降りそうな天気でした。

寝台特急「カシオペア」を撮影後、次に来る寝台列車は「トワイライトエクスプレス」ということは分かっていました。

とはいえ、「カシオペア」と「トワイライトエクスプレス」の間は45分もあり、札幌近郊だけに列車本数が多く貨物列車等も撮影しました。

通過時刻になると、「さあ、きたぞ!」と息を殺し、シャッターボタンを押しました。

曇っていて晴れ間は差しませんでしたが、寝台列車の通過時に晴れれば逆光になってしまうので、かえってよかったかもしれません。冬場だったら雪の反射によるレフ効果も期待できますが。

曇っているからとはいえ、影が出ないことは晴れたら逆光になる場所ではプラスになると考えてもよさそうです。

北海道での夏場の写真は少ないので、貴重な一コマになっていくことでしょう。

イベント前夜

明日は夏休み子ども向けイベントがあり、スタッフとしてボランティア参加します。例年、参加者の子供たちにカブトムシやクワガタをあげていますが、今年は羽化が大幅に遅れています。

一部ペアが揃っていないので、天然採集で不足分を補うことにしました。

 


※カブトムシ♂

最初のポイントは車が入り口に停まっていたので、すでに先行者がおりすぐにポイントを移動しました。

移動先は荒らされておらず、ゆっくりと観察や採集ができます。さっそくカブトムシの♂がいました。

 


※ゲジゲジ

カブトムシとは反対側の幹ではゲジゲジが蛾を食べているところに出くわし、撮影しました。雑食性でゴキブリも好んで食うそうです。

 




※カブトムシ

カブトムシが多数おり、このうち2♂1♀を採集して持ち帰りました。

子どもたちへのプレゼントを優先し、イベント終了までは自分の分は採集しない主義です。8月下旬にもう1回ありますが、カブトムシの発生は終わりに近づいている頃です。

これでプレゼント分は6ペアが揃いました。ノコギリクワガタも1♀採集したので、3ペアが揃いました。

明日のイベント時で子供たちは喜んでくれることでしょう。

スジクワガタ

今日は大気の状態が不安定で、夜には雷雨となりました。このため、夜間樹液採集には行けませんでした。

明後日のイベントに備え、虫の整理及び餌交換をしました。カブトムシは大食いのため、ゼリーがいくらあっても足りません。そこであらかじめバナナを買っておきました。バナナは腐りやすいのが欠点ですが、栄養があります。

 


※スジクワガタ♀

新潟合宿で最終したスジクワガタの♀です。スジクワガタは簡単に見つかる種類ではないのですが、今回の新潟合宿では初めての採集地でいきなり4頭も♀を採集できました。これは奇跡ともいっていいでしょう。

4頭のうち、2頭は一緒に行った先生が採集したものを私にくれました。更に4頭中3頭はバナナトラップにかかっていたのです。

 


※スジクワガタ♀

バナナにかぶりつく♀です。このスジクワガタの♀、コクワガタの♀とどう違うでしょうか?

和名の“スジ”の名前通り、前翅にはっきりしたスジがあります。また、コクワガタの♀に比べて全体的に小型で細長い印象があります。

 


※コクワガタ♀

参考にコクワガタの♀の写真です。スジクワガタの♀と区別がつきますか?濃い人には分かりますが、♀で種類を見分けるのはちょっとコツがいります。

これまで私がスジクワガタを採集した記録は2006年8月が初めてで、八王子市内にて1♂採集しました。その後は2010年9月に山梨県の菩薩で1♀、2011年7月に山梨県韮崎で1♂、2013年8月に青森県十和田湖で1♂を採集しています。

いずれも偶然に採集できていますが、小さいからといって馬鹿にはできません。簡単に採集できない種類ですから、オオクワガタはもっと採集が難しいのではないでしょうか?

しばらくは栄養をつけて貰い、レンタルBOXへ持って行ってブリードセットします。暑さには弱い様なので、持って行く方が賢明でしょう。ブリードはちょっと難しいですが、ようやく念願のブリードにチャレンジできることになります。

45mmコクワGET

今宵も夜間樹液採集をしました。シーズン中盤に入り、カブトムシがピークに入っていますが、それでも欠かさず見ているのは、わずかな変化を見逃さないためと、週末のイベントに備えての事前採集もあるからです。

 


※コクワガタ♀

最初のポイントではアカアシオオアオカミキリの交尾を発見しました。撮影まではしたのですが、♂がピンボケになってしまいました…_| ̄|o

上の方にやたら大きいクワガタ♀がいるな…と思い、網を使って落としました。地面に落ちてないぞ…?と辺りを捜索したら、木の根元近くに掴まっていました。

すばやく手で掴み、ゲットしました。後にノギスで測ったら33mmでした。

 


※カブトムシ♂

目線近くの樹液ではカブトムシの♂が食事中でした。7月のイベントが終わるまで自分がブリードする分のカブトムシは採集しないのがポリシーなので、撮影だけにしておきました。

 


※コクワガタ♂

ノコギリクワガタの♀を採集する前、コクワガタも採集しました。しかし、やたら大きいな?と思い、ノギスで測ってみたところ45mmでした。コクワガタは大きいもので50mmを超えるので、ひとつの関門に立ったことになります。

オオクワガタの天然採集の他、ノコギリクワガタの70mmオーバー採集という目標がありますが、もう一つはコクワガタの50mmオーバー採集も視野に入っています。

ノコギリクワガタは昨年7月26日に67.2mmを採集したので、あと一歩ですが、コクワガタはあと5mm以上なのでまだまだといったところです。

シーズン後半となる8月下旬ごろに大型個体を期待することにしましょう。

その後もポイントを移動しましたが、やはりカブトムシに占拠されて似たような状況だったのと、今夜は出発が遅かったので1箇所は見回らずに帰宅しました。

シーズン中盤戦開始

今日、関東甲信越地方にも梅雨明け宣言が出ました。いよいよ本格的な夏の到来です。

 


※ノコギリクワガタ♂

新潟合宿から帰って間もないうちですが、今夜から地元フィールドで夜間樹液採集の再開です。8月15日から17日まで青森ですので、8月13日までがシーズン中盤戦です。

最初のポイントではノコギリクワガタの小型♂が1匹(人?)寂しそうに樹液を吸っていました。

 


※アカアシオオアオカミキリ交尾

木の上に目をやると…アカアシオオアオカミキリが交尾していたので、撮影しました。

 


※カブトムシ

更に上の方ではカブトムシがいました。近年は樹液の出る場所が変わったのか?カブトムシ等が手の届かないような高いところへ移った様に見えます。

 



※カブトムシペア

移動先のポイントではすでにほぼカブトムシに占拠されていました。いよいよ、カブトムシが発生ピークに達した様です。これで8月の旧盆まではこの状態が続きます。

週末のイベントに向けて♀を2頭採集しました。他に2か所ポイントを見回りましたが、似たような状況でした。

シーズン中盤は例年どおりですと、カブトムシが発生ピークなので、わずかな状況の変化を見逃さない様にするのが鍵といえそうです。