10月の遠征予定

今日で9月も終わり、明日から10月です。“秋の日はつるべ落とし”といいますが、10月1日時点で東京での日没は17時25分頃。11月1日には16時45分頃と、1日あたり1.3分のペースで日没が早まります。

 


10月には遠征が2回控えています。

まずは10月4日に上越線で「SLみなかみ物語」が運転されます。C61が「SLばんえつ物語」の客車を牽引するもので、2011年7月にはC57と重連で牽引しましたが、単独牽引は今回が初めてとなります。

2回目は10月18・19日の奥羽本線「SLあきた路号」で、2012年10月以来の運転となります。

ここで注目ですが、2回目は帰りの新幹線しか予約していないように見えます。これは、金曜日の夜に夜行バスで秋田へ発つので、行き帰りで交通手段が異なるためです。

昨年まででしたら寝台特急「あけぼの」でしたが、車両の老朽化は納得いきますが、本当に利用客が減ったのでしょうか?2012年に廃止された「日本海」も同様で、寝台が半分以上埋まる状況のままで廃止されたことになります。

日本海側を経由するので、新幹線の影響を受けにくいと思っていただけに、「寝耳に水」でした。<

11月には只見線でC11が運転されるので、今秋もイベントが目白押しになりうそうです。

青森産ノコギリ幼虫引っ越し

今日は日中、汗ばむ陽気でしたが夜になると冷え込みました。昼と夜で寒暖の差が大きくなったようです。

餌交換時に確認したところ、ゼリーの減り具合からカブトムシの♀はまだ生きていることが確認されました。これまで9月末までにカブトムシの♀は産卵を終えて死んでいましたが、もしかすると10月まで生き延びる可能性があります。

 


※青森産ノコギリ幼虫

青森産ノコギリ幼虫のうち、1頭がプリンカップ上部に確認されたので、引っ越ししました。引っ越し前のプリンカップに入ってた幼虫です。

 


※青森産ノコギリ幼虫

引っ越し先は800㏄ボトルです。お尻に卵巣マークが確認されたので、♀と確信しました。♀は幼虫のうちから卵を育てていることになります。

ただし、卵巣マークが不鮮明な個体もいるため、確実ではありません。概ね80%程度の確率といっていいでしょう。確実に見分けるには腹の内側を見る方法です。

しばらくして幼虫は潜っていきました。2年1化は確実なので、羽化は来年になります。羽化してすぐ活動はしないので、活動は再来年(2016年)です。

クワガタはカブトムシより長生きなので、長期飼育を楽しめる反面、2年以上も幼虫を育てる根気が必要になります。もう成虫になっている個体もいるかも知れませんが、後日の確認します。

このまま無事に育ってほしいと願うばかりです。

噴煙を噴き上げる浅間山バックの「SL浅間山」

昨日、長野・岐阜県にまたがる御嶽山が噴火しました。日本は“火山列島”と呼ばれ、全世界の火山の10%が集中しています。また、環太平洋火山帯に位置しているのも要因です。

火山が噴火しているのを生で見たことはないのですが、20年近く前に長野県でSLが運転された時、浅間山が噴煙を噴き上げていましたので、当時の写真を紹介します。

 


※SL快速「SL浅間山」/旧信越本線中軽井沢~軽井沢間にて・1996年10月27日撮影

写真は1996年10月27日に中軽井沢付近で撮影しました。丁度、北陸新幹線が長野まで開通する前年で、この年の10月下旬から11月上旬にかけて運転されました。尚、この区間はJRから経営分離されてしなの鉄道になっています。

運転区間は長野~軽井沢間で、途中の上田で列車名を変えて4つの列車として運転されました。ターンテーブルがないために復路の長野行きはEL牽引で、“パック”ことEF58-89が牽引したのも話題となりました。

浅間山は暴虐な活火山で、しょっちゅう噴煙を噴き上げているイメージがあります。新幹線開通前に189・489系で運転されていた特急「あさま」のトレインマークには噴煙を噴き上げている浅間山が描かれていました。

ただし、いつも噴煙を出している訳ではなく、穏やかな時もあります。SL運転に合わせて噴煙を出していたのか、山とSLの煙が好対照でした。

最後に、御嶽山噴火に遭われた登山客の無事をお祈り申し上げます。

今シーズン終了宣言

今日も晴れ間が出ましたが、雲が優勢なうえに日中でも風が冷たい感じでした。夜になると一段と冷え込むようになりました。

夜の気温を勘案し、本日をもって2014年の夜間樹液採集シーズン終了宣言します。実質的には23日で今年の夜間樹液採集を終了しました。

今年の夜間樹液採集期間は5月13日から9月23日までで、初見日を中心に少し振り返ってみましょう。それぞれの初見日は以下のとおりです。

コクワガタ…5月13日

ノコギリクワガタ…5月30日

ヒラタクワガタ…5月30日

カブトムシ…6月26日

そして、コクワガタとヒラタクワガタを除いてノコギリクワガタの終見日は9月21日、カブトムシは9月14日です。

 


※ヒラタクワガタ♂

それにしても、今年は少し異常な年でしたね。カブトムシの発生が大幅に遅れたのは否めません。昨年までより20日以上遅れました。

9月にヒラタクワガタが採れたのは2005年以来9年ぶりでした。ただし、2005年の時は9月になるまでヒラタクワガタを採集できなかったので、今年は5月から9月まで見られたことになります。

 


※コクワガタ集団

例年、9月になるとスズメバチが夜でも煩くなることが多いですが、今年はそのようなことが少なく、45.7mmのコクワガタと60.5mmのノコギリクワガタを採集できました。

また、遠征は新潟と青森で、7月の新潟はノコギリ、コクワ、スジ、ミヤマ、アカアシの5種を採集できた反面、8月の青森は雨のためにミヤマ1♂、ノコギリ1♀しか採集できませんでした。

今年の夜間採集は終了しても、日中に活動する可能性もあるため、時折日中観察をすることがあるかも知れません。

来シーズンはどのような昆虫相を見せてくれるでしょうか。

まだ元気です

今日は天気が回復し、晴れ間がでました。しかし、元台風の影響か、やや風が強かったです。

この週末、いよいよ今シーズン終了の判断をします。例年、9月20日前後でその年の夜間樹液採集を終えていますが、今年は秋分近くになってもノコギリクワガタが見られました。

しかし、秋分を過ぎるとコクワガタが少なくなりましたので、そろそろ今年の夜間樹液採集を終えるかどうか判断しなければなりません。

 


写真は7月12日に採集したノコギリクワガタの♂で、今年は61.5mmが最大でした。昨年7月26日に採集した67.2mmよりは小さいですが、今年も辛うじて60mmオーバーを採集できました。

現在飼育中ですが、9月も終わり近くになっても生きています。ひと昔前は秋が来るころには死んでしまいましたが、現在はゼリーの栄養がよくなったのか、長生きすることが多くなりました。

20年ぐらい前までは餌の主流は果物でしたが、今はゼリーに取って変わられ、産卵用に高タンパクものまで出ています。

昨年7月26日に採集した67.2mmが冬を越し、ほぼ1年近く生きていたのもゼリーの栄養によるものでしょうか。2012年に採集したカブトムシの♂が12月2日まで生きましたが、例年は10月近くまで生きていることがほとんどです。

この個体も冬を越すのでしょうか?あるいは年内に死んでしまうのか注目しましょう。

秋のクワガタ・3

今日は大気の状態が不安定で、朝の通勤時と夕方の退勤時に雨が降ったりもしました。元台風の温帯低気圧は明日には抜けますが、台風17号が発生しました。進路に注意が必要です。

今日の餌交換時にカブトムシの♂死亡が確認されました。♀の生死は不明ですが、死んでいた場合、マットの中に埋もれている可能性が高いです。なぜなら、産卵を終えた♀はそのまま土中で死んでしまうことが多いからです。

これからの時期、寿命の短い種類が死んでいくため、成虫の飼育数が減少します。カブトムシは幼虫のみの飼育となります。

 


※アカアシクワガタ

本土ではヒメオオクワガタの他にもう1種、秋遅くまでみられるクワガタがいます。

それは、アカアシクワガタで、ヒメオオクワガタと並ぶ高山クワガタの代表種です。ただし、ヒメオオクワガタと違って標高の低いところにまで生息しており、東京都内では奥多摩にも生息しています。

写真は青森産で再掲となります。実際、青森遠征時に奥羽本線の鶴ヶ坂駅周辺でも見つけていますし、東北・北海道では平地でも普通に見られる種類といってもいいでしょう。

地元では過去に1994年と1995年に♀が1頭ずつ見つかっていますが、夏の猛暑を考えると飼育個体が逃げ出したか、夏休みが終わる頃の放虫個体である可能性が高いので、定着していないと考えてよさそうです。

いよいよ今週末には今シーズンの”終了宣言”判断を出しますので、来年5月まで7か月以上の長い長いシーズンオフを迎えます。

発車オーライネット

今日は朝のうちは晴れていましたが、雲が広がってきました。台風から変わった温帯低気圧の影響で明日は強雨に警戒が必要です。

来る10月18・19日に奥羽本線秋田~東能代間でSLが運転されます。今年は困ったことに、寝台特急「あけぼの」が3月改正で廃止されてしまいました。

 


※予約画面

新幹線で前日のうちに行き前泊するか、あるいは夜行バスしかありません。前日の休暇取得が難しい場合を考慮して、夜行バスにしました。

インターネットからも夜行バス予約ができるのですが、欠点は身障者割引を扱っている予約サイトが少ないです。ていうか、有給取得日数が極端に少ない気が…(^^;;

「発車オーライネット」ですと、身障者割引もネット予約ができるので、今回はこちらのサイトで予約しました。私は身障者ですので。JRの場合、身障者割引は乗車券のみで、特急料金は通常のみです。

ただし、えきねっとの「トクだ値」で割引率によっては、身割よりも安くなる場合があるので、状況によって使い分けています。

2002年と2012年の2回撮影していますので、撮影地はある程度分かっていますが、これから出発日まで色々準備が必要になってきます。どんなドラマが繰り広げられるでしょうか。

秋分のクワガタ

今日は秋分の日で祝日ですが、出勤日でした。日中は25度以上の陽気でしたので、今シーズンの〆として夜間樹液採集をしました。

 


※ゲジゲジ

まずはゲジゲジがゴキブリ?を食べていたので撮影しました。ムカデと違い、毒はないですが、触らない様するのは用心に超したことはないでしょう。

雑食性でよくゴキブリを好んで食べるので、ゴキブリが少なければゲジゲジが食べている可能性は高いです。

 


※コクワガタ♂

コクワガタの中型♂が歩いていたので撮影しました。越冬場所を探していたのでしょうか??

 


※コクワガタ♂

樹上ではコクワガタが樹皮の隙間に隠れ、徘徊しているのを発見し、撮影しました。40mm近くはありそうなやや大型個体です。

先日、45.7mmを見つけたので採集はせずにしておきました。移動前に44.8mmの♂個体をリリースしました。45.7mm個体と入れ替わりです。

移動後のポイントでもコクワガタは少なくなっており、いよいよ今年の採集シーズン終了が近いことを告げているのかの様でした。

明晩から雨が降るので、そろそろ終了宣言でしょうか?いや週末には天気が回復するので今シーズンの終了宣言はもう少し先でしょうか。このあたりの判断が難しいところです。

カブトムシの幼虫

今日は飛び石連休の谷間で明日は祝日ですが、出勤日です。餌交換と同時にカブトムシの幼虫を一部移し替えました。

土曜日にケース整理で幼虫が少し見つかり、しばらくプリンカップで保管していました。

 


※カブトムシの幼虫

ケースは土曜日のうちに洗っておき、その間は陰干ししていました。クワガタに使用したマットや木屑が大量に余っており、再利用しました。カブトムシの幼虫は悪食なうえ、熟成グルメなので助かっています。

 


※カブトムシ幼虫

初齢でしょうか、まだかなり小さいです。11月頃までには3齢になり8cmぐらいまで成長します。

 


※カブトムシ幼虫

ケースの全景です。次の週末にはもう1つのケースを割り出し、幼虫の取り出しと引っ越しが待っています。まだ餌の量はケースの半分に満たないですが、次の割出後に補充します。

カブトムシの幼虫に発酵マットはお金がかかるので、コスト削減のためにはクワガタを飼育すればいいのです。クワガタに使用したマットのお古や木屑、菌糸カスを混ぜておけばリサイクルにもなりるので、このためにカブトムシを飼育しています。夏のイベントで子供たちに分け与えることもでき一石二鳥です。

産卵セットの方はすでに幼虫が産まれているので、今年は何頭取れているのでしょうか?

彼岸のクワガタ

今日は日中、汗ばむぐらいの陽気だったので5日ぶりに夜間樹液採集へ行きました。シーズン終了宣言の判断タイミングを図るためにはできるだけ多く見ておいた方がいいのです。

 



※ノコギリクワガタ♂

最初のポイントでは樹皮の隙間にノコギリクワガタがいるのを発見し、撮影後に網を使って地上へ落としました。

地上に落ちた個体を確認したところ、中歯型の♂でした。もう少し大型かと期待していましたが(^^;

 


※コクワガタ♂

ポイントを移動し、まずはコクワガタの中型♂が歩いているのを発見し、撮影しました。

 


※コクワガタ集団

スズメバチがいないか注意しながら確認すると、コクワガタが何匹か集まって樹液を吸っているではありませんか?

コクワガタは♂同士でも仲が良いので、複数の♂が一緒に樹液を吸っているのは珍しくありません。

そんな中、やけに大きい♂がいたので、採集しました。

 


※コクワガタ♂

採集個体を撮影し、ルアーケースに入れて持ち帰りました。帰宅後に測定してみたら45.7mmでした。しかし、50mmオーバーにはまだ遠いです。50mm超えにはあと4.4mm以上だからです。

シーズン終盤になって大型個体が捕れるとは思ってもいませんでした。まだ今シーズンの終了宣言には早すぎます。