今日も雲が多く、朝夕はめっきり涼しくなりました。当然、夜は肌寒くなっており、そろそろ今年の夜間樹液採集シーズンは終わりが近づいてきました。今シーズンの“終了宣言”はまだもう少し先でしょう。体感温度だけでなく、実際に見て判断します。
今シーズンの“終了宣言”後、翌年5月まで8か月近いシーズンオフを迎えるのです。
南武線へのE233系営業開始がいよいよ迫ってきました。南武線は最初の一眼レフカメラを買った1995年に1度だけ撮影したことがあります。この時はまだ103系が健在だったので、紹介します。
※205系各停川崎行き/南武線府中本町~南多摩間にて・1995年4月15日撮影
まずは205系からです。南武線の205系は1989年に投入されましたが、国鉄時代からの103系を全置き換えには至りませんでした。その結果、205系と103系が半々となり、残りの103系置き換えは2002年の山手線E231系投入による転配を待たなければなりませんでした。
※103系各停川崎行き/南武線府中本町~南多摩間にて・1995年4月15日撮影
国鉄時代からの103系です。南武線のラインカラーは黄色で、103系はカナリヤ色に塗装されていました。この当時、京浜東北線への209系投入で一部車両が転入してきており、ATC高運転台クハに統一されました。
このATCクハは山手線や京浜東北線へのATC投入に伴い、運転室内にATC機器室を設置した結果、先頭車の客室が若干狭くなり、乗務員扉と乗降用扉の間の戸袋窓がなくなっています。
高校卒業後、1年間だけ職業訓練校へ通校していましたが、103系に当たると客室スペースが非ATC車や205・209系より狭い分、朝の通校時は余計に窮屈に感じたものでした。
この103系も、山手線から205系が転入してくると、2004年12月までに置き換えられ、全廃になりました。
※209系各停川崎行き/南武線府中本町~南多摩間にて・1995年4月15日撮影
当時、209系は南武線に1編成しかなく、これに当たると嬉しかったものでした。ただし、この209系は205系が1編成他線区へ転属したので、補充のために製作されました。
当時の写真をスキャンしてみると、まだ一眼レフカメラを買ったばかりで撮り鉄もまだ本格的にという訳ではありませんでした。
あれから20年近くの歳月が流れ40代を迎えた現在、20代前半の若かりき頃の思い出の一コマです。
E233系投入で南武線から205・209系は引退へのカウントダウンに入りました。1年間かけて35編成投入するので、残された時間はあまり多くありません。あと1年、どれだけ多くのカットを残せるでしょうか。