秋のクワガタ・3

今日は大気の状態が不安定で、朝の通勤時と夕方の退勤時に雨が降ったりもしました。元台風の温帯低気圧は明日には抜けますが、台風17号が発生しました。進路に注意が必要です。

今日の餌交換時にカブトムシの♂死亡が確認されました。♀の生死は不明ですが、死んでいた場合、マットの中に埋もれている可能性が高いです。なぜなら、産卵を終えた♀はそのまま土中で死んでしまうことが多いからです。

これからの時期、寿命の短い種類が死んでいくため、成虫の飼育数が減少します。カブトムシは幼虫のみの飼育となります。

 


※アカアシクワガタ

本土ではヒメオオクワガタの他にもう1種、秋遅くまでみられるクワガタがいます。

それは、アカアシクワガタで、ヒメオオクワガタと並ぶ高山クワガタの代表種です。ただし、ヒメオオクワガタと違って標高の低いところにまで生息しており、東京都内では奥多摩にも生息しています。

写真は青森産で再掲となります。実際、青森遠征時に奥羽本線の鶴ヶ坂駅周辺でも見つけていますし、東北・北海道では平地でも普通に見られる種類といってもいいでしょう。

地元では過去に1994年と1995年に♀が1頭ずつ見つかっていますが、夏の猛暑を考えると飼育個体が逃げ出したか、夏休みが終わる頃の放虫個体である可能性が高いので、定着していないと考えてよさそうです。

いよいよ今週末には今シーズンの”終了宣言”判断を出しますので、来年5月まで7か月以上の長い長いシーズンオフを迎えます。