昨日、長野・岐阜県にまたがる御嶽山が噴火しました。日本は“火山列島”と呼ばれ、全世界の火山の10%が集中しています。また、環太平洋火山帯に位置しているのも要因です。
火山が噴火しているのを生で見たことはないのですが、20年近く前に長野県でSLが運転された時、浅間山が噴煙を噴き上げていましたので、当時の写真を紹介します。
※SL快速「SL浅間山」/旧信越本線中軽井沢~軽井沢間にて・1996年10月27日撮影
写真は1996年10月27日に中軽井沢付近で撮影しました。丁度、北陸新幹線が長野まで開通する前年で、この年の10月下旬から11月上旬にかけて運転されました。尚、この区間はJRから経営分離されてしなの鉄道になっています。
運転区間は長野~軽井沢間で、途中の上田で列車名を変えて4つの列車として運転されました。ターンテーブルがないために復路の長野行きはEL牽引で、“パック”ことEF58-89が牽引したのも話題となりました。
浅間山は暴虐な活火山で、しょっちゅう噴煙を噴き上げているイメージがあります。新幹線開通前に189・489系で運転されていた特急「あさま」のトレインマークには噴煙を噴き上げている浅間山が描かれていました。
ただし、いつも噴煙を出している訳ではなく、穏やかな時もあります。SL運転に合わせて噴煙を出していたのか、山とSLの煙が好対照でした。
最後に、御嶽山噴火に遭われた登山客の無事をお祈り申し上げます。