晩秋の早朝

今日10月14日は鉄道の日です。台風接近に寄り、首都圏の通勤への影響が懸念されましたが、朝には台風一過で晴れました。

昔の写真を探したら、今から14年前の2000年10月に大阪で撮影した写真データが3点あったので紹介します。

 


※寝台特急「日本海2号」/東海道本線山崎~高槻間にて・2000年10月22日撮影

 


※寝台急行「銀河」/東海道本線山崎~高槻間にて・2000年10月22日撮影

 


※383系急行「ちくま」/東海道本線山崎~高槻間にて・2000年10月22日撮影

3点の写真は今から14年前に撮影しましたものです。駅間が「山崎~高槻間」となっているのは、島本駅が開業していなかったためです。

撮影した場所は両駅間のほぼ中間にあり、徒歩アクセスは厳しいです。幸い、阪急電鉄が並走しているので上牧駅で下車し、アクセスしました。

この辺りは田んぼが広がっており、お米がたわわに実っていました。10月下旬になると日の出が遅くなっており、ましてや西日本ですから東京より概ね15分程度遅くなっています。

朝6時頃に昇ったばかりの、まだ低い朝日が側面を照らしていました。西へ向かう訳ですから、当然機関車前面には日が当たっていませんが、夜行列車で迎える朝の雰囲気を醸し出すことができたと思います。

現在では「日本海」「銀河」「ちくま」「きたぐに」も廃止され、思い出の一コマとなってしまいました。夜行列車の写真を撮り始めてまだ日が浅い頃、本当に全国津々浦々と駆け巡っていたんだなと、若き日の思い出です。