485系特急「つがる3号」

今日から秋田遠征の報告です。奥羽本線秋田~東能代間で「SLあきた路号」が2年ぶりに運転され、撮影に行ってきました。

寝台特急「あけぼの」が定期廃止されたので、今回からは夜行バス利用です。新宿駅西口の小田急ハルク前から「フローラ号」に乗車し、朝6時頃に秋田駅前に到着しました。

ロッテリアで朝食後、電車で八郎潟から青森方へ1駅先の鯉川まで行き、撮影地を目指しました。

今回選んだのは「三倉鼻踏切」で、前回(2012年)に撮影できなかった場所です。朝早くから三脚が何本か立っていましたが、場所確保できました。

 


※485系特急「つがる3号」/奥羽本線八郎潟~鯉川間にて

まず、最初に撮影したのは485系の特急「つがる3号」です。2010年12月の東北新幹線全通で秋田~青森間の特急に転身し、しばらくはE751系が離脱していました。

翌2011年4月にE751系が復帰すると、臨時列車を除いて定期列車では見られなくなって久しいですが、まさか再び撮影できるとは思ってもいませんでした。

現在は金沢~新潟間の特急「北越」と新青森~函館間の特急「白鳥」に定期特急運用を残すのみですが、前者は来春の北陸新幹線金沢延伸で廃止され、代替となる特急「しらゆき」(上越妙高~新潟間)にはE653系が投入されます。

こちら青森配置車は運用上、交流専用と化しており、2016年3月の北海道新幹線開通で終焉を迎えようとしています。

481系から半世紀以上に及んだ485系の活躍に終焉が近づいている今、撮影できたのはラッキーといえるでしょう。