【速報】「DL/SL奥久慈清流ライン号」

今日は水郡線へ「DL/SL奥久慈清流ライン号」の本運転撮影に行ってきました。先週の試運転時にも撮影していますが、試運転と本運転の撮影では性格が違います。

まず、試運転時はヘッドマークが付かず、客車には関係者を除いて乗客はいません。ただし、沿線住民を対象として試乗会として乗客を乗せることがあります。

ですが、試運転時の撮影にはある重要な意味があります。それは…初めて撮る路線ではロケハンも兼ねています。2012年の内房線から試運転時も積極的に撮る様になっていますが、東北本線郡山~福島間、飯山線、成田線でも試運転時にロケハンを兼ねて撮影に行ったおかげで、本運転時に撮影地選びで迷うことがなくなっています。

今回の水郡線は2年前にも撮影していますが、牽引機がC61になっています。そのため、C61は今回が初入線とあって試運転日が5日間設定され、そのうち1日が土曜日なので撮影に行くことができました。

 


※快速「DL奥久慈清流ライン号」/水郡線下菅谷~後台間にて

上野8時丁度の特急「スーパーひたち7号」で発ち、水戸から水郡線に乗り換えて後台で下車しました。試運転時と同じ踏切に着くと、すでに撮影者で一杯でしたが、何とか場所は確保できました。

10時13分ごろ、ヘッドマーク付のDLを先頭に「DL奥久慈清流ライン号」が通過しました。

撮影後、駅近くのショップで食料を買い、後続の列車で常陸大宮へ向かいました。常陸大宮止まりだったので一旦下車し、更に後続で玉川村へ向かいました。

 


※SL快速「SL奥久慈清流ライン号」/水郡線玉川村~野上原間にて

最終的には16年前に俯瞰撮影した辺りで撮影を決め、今回は地上戦としました。玉川村での撮影は1998年のC58「SL奥久慈号」以来、16年ぶりです。

16年の歳月で当時の撮影地の記憶は薄れましたが、木々が伸びてきた様に感じます。当時、私は20代前半だったのが今はもう40代ですから。

始めは晴れていましたが、次第に雲が広がってきました。おかげで空を白く飛ばさない様、苦労したことが…(><)

曇り空が入ると難しくなるものですね。。。。

13時23分ごろ、15.2‰の勾配を力行しながらC61牽引の「SL奥久慈清流ライン号」が通過してきました。

C61にとっては復活後初めての非電化路線走行。今後、C61が非電化路線を走ることはあるのでしょうか?陸羽東線(最急勾配18.2‰)や釜石線(同25‰)は勾配の関係で不可能ですし、残りは磐越西線?

C61の場合、D51と違って急勾配には弱いので、走行可能な非電化路線は限られるでしょう。

詳しい報告は明日からとさせていただきますので、ご了承ください。