夜汽車の「SL X’masトレイン」

今日で1月は終わり、明日から2月です。昨日の雪は大分解けましたが、朝のうちは路面凍結の恐れがあるため、外出は気温の上がる午後からとしました。

しかし、それでも日陰にわずかに残った雪が融けきらず、チャリはその部分だけ徐行しました。

 


※SL快速「SL X’masトレイン」/磐越西線咲花駅にて・2007年12月22日撮影

磐越西線で定期運行されている「SLばんえつ物語」は新潟~会津若松駅間126.2kmを運転しています。片道120km以上、所要時間は3時間半以上で、動態保存SL列車では日本一長いです。

帰りのダイヤでは新潟には19時過ぎに到着するので、秋以降日の短い季節では途中で日没を迎え、夜汽車の雰囲気となります。

定期運行最終を迎える11月頃だと、概ね野沢あたりが走行写真撮影の限界となります。

12月のクリスマス運行でもほぼ同様で、写真は咲花駅ホームから到着を狙いました。SLは黒いので、闇夜のカラスといったところですね(^_^;A

咲花駅は無人駅で、待合室以外、明かりはほとんどありません。ですが、かえってヘッドライトの光を強調できたので、よしとしましょう。

 


※SL快速「SL X’masトレイン」/磐越西線咲花駅にて・2007年12月22日撮影

「SLばんえつ物語」の客車は7両編成です。磐越西線を走る列車では一番編成が長く、客車はホームに収まりますが、機関車は収まりません。

鉄道事業法では、「ホームの長さや幅は旅客の安全かつ円滑な乗降・流動に支障を及ぼすおそれのないものであること」と定めれられています。

SLがホームに収まらないとはいえ、旅客車がきちんとホームに入っていればOKなのでしょう。

1分停車のち、咲花駅を発車していきました。

勾配を駆け上る「SL X’masトレイン」

今日は朝のうちは雪が降っていましたが、昼頃から暖かい空気が流れ込んだために雨になりました。

降雪量は少なく、特雪出動にはなりませんでした。特雪出動で早朝出勤となるのは、最低でも5cm以上の積雪が見込まれる時でしょう。

さて、5月にはC61がC57の代走で「C61ばんえつ物語」として磐越西線を走ります。復活後2度目の非電化路線走行となるので、おさらいの意味も込めて過去に磐越西線非電化区間で撮った写真を紹介します。

 


※SL快速「SL X’masトレイン」/磐越西線尾登~荻野間にて・2007年12月22日

今日紹介するのは、2007年12月22日に撮影した「SL X’masトレイン」です。荻野駅手前の踏切からで、荻野駅は通過、駅手前までだけでなく駅通過後も上り勾配が続くために煙が期待できます。

ただし、この踏切は場所がなかなか取りづらく、この時は場所が取れただけでもラッキーでした。

この年のクリスマス運転時は雪が少なく、辛うじて雪が少しでも残っていただけマシといえましょう。

荻野駅前には食堂があるので、撮影後は遅い昼食にし、後続の列車で宿泊先となる咲花温泉も最寄駅である咲花へ向かいました。

磐梯町駅発車直後の「SL会津冬紀行」

今日は晴れていましたが、夕方に曇ってきました。明日は未明から雪が降る予報なので、積雪量によっては特雪出動で早朝出勤になる可能性はあります。ただし、午後から雨になる予報なのでまだ分かりませんが。

 


※SL快速「SL会津冬紀行」/磐越西線磐梯町~更科信号場間にて・2008年2月11日撮影

「SL会津冬紀行」の運転最終日、〆は磐梯町駅からほど近いポイントでした。このポイントは2000年にも撮影していますが、当時は反対側となるカーブのアウト側からでした。

駅から近いだけでなく、サミットの翁島へ向けて25‰の勾配が続くために煙が望めるのです。隣駅の東長原からずっと上り勾配が続くため、それだけ煙が期待できるポイントも無数にあるのです。

10年以上通い続けて撮影ポイントを知り尽くした感がありますが、まだまだ知らないポイントもありますし、今まで撮ったポイントでも新たな発見をすることもあります。

7年ぶりのD51となる今回、4月中旬なので日が伸びています。この時は違った光線状態で撮れることでしょう。

明日からはC61が初入線となる新潟側の写真で過去の写真を交えて紹介します。

会津若松運輸区でのD51

今日は北風が強く、寒さの厳しい1日でした。今日も引き続き磐越西線の写真紹介です。

 


※会津若松運輸区にて/2008年2月11日撮影

郡山始発の場合、会津若松に到着した後は折り返しに備えて会津若松運輸区に入庫し、給水・給炭や灰捨て等、折り返し整備を受けます。

勿論、転車台もありますからここで方向転換もします。かつて会津若松始発で運転した時は、ここ会津若松がネグラとなり、夜間に許可を貰って撮影したことがあります。

この時は現場のご厚意で見学ができましたが、現在は東日本大震災の影響で扇形庫の一部に被害が出たため、安全を考慮して一般客の見学はできなくなっています。

「安全第一」ですから致し方ないですが、今回のD51運転時も見学は不可能でしょう。

まだまだ過去の写真を紹介していきます。

中山峠に挑む「SL会津冬紀行」-2

今日は日中、季節外れの暖かさでしたが、夜になると冷え込んできました。金曜日には雪の可能性もあるそうですが、ウェザーニュースでは雨の予報。どちらが当たるのでしょうか?

2013年の成人の日に関東で大雪が降った時は、ウェザーニュースの予報が当たりましたし。

 


※SL快速「SL会津冬紀行」/磐越西線中山宿~沼上信号場間にて・2008年2月11日撮影

今日紹介するのは2008年2月11日に中山峠で撮影した「SL会津冬紀行」です。中山峠でも、中山宿から会津若松方です。そのため、撮影区間が「中山宿~沼上信号場」となっています。

会津若松に宿泊した翌日、朝早くの普通列車で中山宿まで戻り、徒歩でアクセスしました。中山宿に停車する列車が少ないため、東京を出た当日、徒歩鉄がアクセスするのはほぼ不可能です。

この日も雪晴れで、磐梯熱海からえんえん続く25‰勾配を力行し続けてきました。おまけにSカーブとくれば、写欲をそそられます。

この写真は2008年の第12回総合写真展に出品し、佳作を受賞しました。

アルキデス新成虫

明日は銀行に用事があるため、午前中に半日休暇を取得しました。明後日(1/28)はウェザーニュースによると雪が降る予報なので、雪が降る前に済ませればよい…という発想もあります。

会社から帰宅したら、ヨドバシカメラからメールが来ました。探していたお目当てのDVDが届いたそうです。

 


ヨドバシ.comのHPで調べたところ、在庫のある店があり、注文の際に最寄りの店まで取り寄せて貰いました。ただし、取り置き期間は1週間なので、早くても週末になります。

 


※アルキデスヒラタクワガタ♂

オウゴンオニ♂の新成虫をカップに移した後は、アルキデスヒラタの確認に取り掛かりました。

♂は2頭羽化しましたが、どれも短歯型です。しかも一方は体型が細く、マッチョなイメージとは程遠いです(^^;

長歯型は前蛹時に16度前後の温度でないと出現しないらしく、飼育下では発現させるのは難しいです。しかし、短歯型の方がマッチョになる傾向が強いので、短歯型で形を極めるのもありかもしれません。

今度は太い方を種親に使って次世代でもっとマッチョを目指してみますか?菌糸もちゃんと交換しないと…ですねf(^_^;

 


※アルキデスヒラタ新成虫

他の菌床ボトルを掘り出したところ、合計で2♂4♀の陣容となりました。

♀が多いですが、♀殺しの多いヒラタですから、♀が多ければリスクは軽減されるかもしれません。

ヒラタクワガタは♂が♀を選ぶため、気に入らない♀は挟み殺してしまうそうです。おまけに気性が荒く凶暴な性格なので、取扱いに注意が必要といえます。

ただ、かつてお店で働いていたバイト君の話によると、意外と♀殺ししなかったそうです。

今は性成熟するのを待ち、頃合いを見計らって次世代への継代となるでしょう。

オウゴンオニ羽化新成虫

今日は午前中、町田のヨドバシカメラに行きましたが、残念ながら探していたお目当てのDVDは売り切れでした。

午後にはLUMBERJACKへ行き、レンタルBOXの虫メンテをしてきました。

 


※オウゴンオニクワガタ♂

先週割り出したオウゴンオニクワガタの羽化新成虫は体がある程度固まってきたので、取り出しました。

しかし、体が濡れた状態のままなので、黒っぽいです。オウゴンオニの“黄金色”は湿度が少ない環境のみで出ます。乾燥した環境でも、餌を食べれば黒っぽくなります。

 


※オウゴンオニクワガタ♂

プリンカップにパインチップを詰め、少し湿らせてから新成虫を移しました。黄金色に輝く体色はもうしばらくお預けです。

オウゴンオニ飼育を初めての羽化新成虫です。失敗の経験もあったから、採卵→羽化までこぎつけました。今後は次世代への継代が課題になるでしょう。

中山峠に挑む「SL会津冬紀行」

昨日に引き続き、磐西D51の写真を紹介します。1996年~2008年まで2007年を除いてほぼ12年間撮影しましたが、デジタルで撮影したのは2008年のみでそれ以前は銀塩でした。

 


※SL快速「SL会津冬紀行」/磐越西線磐梯熱海~中山宿間にて・2008年2月10日撮影

本日紹介するのは、磐梯熱海~中山宿間の「玉屋看板」があるところで、磐梯熱海駅から3km以上は離れています。

郡山から会津若松へ向かう際、磐梯熱海駅を出るとえんえん10km以上も25‰勾配が連続します。中山宿駅はかつてスイッチバック駅だったのですが、1997年に駅は移転しました。

郡山からSLが会津若松へ向かう時のハイライトが中山峠ですが、「玉屋看板」は中山宿側からだと2km余りで近いです。しかし、中山宿駅に停車する列車が少ないので、磐梯熱海駅から3km余りを歩くか、タクシーを使わないといけません。

過去にD51が何度も運転されていますが、7年ぶりなので試運転は5日間となるのでしょうか?今後の情報に注意する必要がありそうです。

因みに1998年と1999年にも試運転を撮影したことがありますが、この時は平日だったのでわざわざ有休を取得しています。

7年ぶりとなる今回は旧客が使用されます。4月の運転なので、違った絵が撮れることでしょう。

この写真は2009年の第13回総合写真展に出品し、優秀賞を獲得しています。

春臨発表

今日、JRから春の臨時列車が発表されました。福島DC関連でSL運転情報に注目していましたが、なんと!C61とD51が磐越西線を走行します。

C61はC57の全検代走で「C61ばんえつ物語号」として走ります。C61が非電化区間を走るのは水郡線以来2度目となりますので、GWには是非とも撮影に行かねば!!

そして、もう一つはD51が数年ぶりに郡山~会津若松間を走ります。1996~2008年までほぼ毎年D51が運転される度に撮影しており、磐越西線との付き合いはもう20年目になります。

 


※SL快速「SL会津冬紀行」/磐越西線磐梯町~更科(信)間にて・2008年2月10日撮影

写真は2008年2月10日に撮影した「SL会津冬紀行」です。この年を最後に冬の会津SL運転はなくなりました。

煙が高く舞い上がっていますが、これは急勾配のためにスピードが遅いのです。その最急勾配は25‰なので、D51でないと補助機関車なしでは上ることができません。

ここ2年間、D51は新人訓練にも供されていたので、昨年3月のフジテレビ企画列車以外では出張運転がありませんでしたが、2012年の釜石線以来、久しぶりに出張運転されるD51を見られるでしょう。D51の磐西運転は4月18・19日です。

雨樋外付け改造カニ24

今日も南岸低気圧の影響で日中は雨でしたが、退勤時にはほとんど止みました。明日は2日ぶりに太陽が姿を現しそうです。

昔の写真を探したら、貴重な写真を発見したので紹介します。

 


※寝台特急「あけぼの」/東北本線上野駅にて・1995年2月12日撮影

今から20年近く前の1995年2月12日に早朝の上野駅で撮影した寝台特急「あけぼの」です。札幌雪まつりに行くため、北海道へ渡りましたが、この時はなんと!!

寝台特急「あけぼの」→L特急「はつかり」→特急「北斗」を乗り継いだのです。トータルの所要時間は19時間でした。帰りも同じルートだったので、正気の沙汰ではないですよね…f(^_^;

私は飛行機恐怖症なので、北海道や九州へはいつも列車利用なのです。

この写真をよく見ると、雨樋が外付けになっています。このカニ24は、0番台のラストナンバーである25番で、この頃にはすでに雨樋外付け改造を受けたことになります。

帯はまだステンレスですが、テールマーク周囲の白縁がなくなっています。当時は異端車だと思っていましたが、数年後には白帯化されて印象がまた変わることになります。

当時はまだ写真の腕は下手くそでしたが、今改めて見ると貴重なワンカットだったと思える一コマです。