25‰勾配を駆け下りる115系普通列車

今日は会社近くにある某学園の行事があり、通勤途中で多くのバスを見かけました。大型観光バスで1台あたり40名定員として、60台近くですから単純計算で2,300人近くが移動することになります。

中学校、高校でさえ1校あたり1,000人規模がヤマですから、その学園は幼稚園から大学までの一貫校で、中等部と高等部の合同行事と考えられます。

GF(仮)の舞台となっている私立聖櫻学園でさえ高等部も1,000人規模ですから、一貫校ならではの規模といえなくもありません(系属校合計で15,000人規模の設定となっている)。

ただ、自分の高校時代は都立校で、私立ではありません。私立は学費が高い(学校によって異なるが、民主党政権下での公立高校無償化前は、概ね公立の3倍、入学料は30倍近い開きがあった)うえ、障害者のためにNGだったことも挙げられます。

公立だからといって校風は没個性だったという訳ではなく、先生方も個性溢れる人ばかりでしたし、立地環境も手伝って部活動もやったおかげで高校生活は充実していましたよ。部活動での経験が今のクワガタ採集・飼育活動につながっているのはいう間でもありません。

 


※横川駅

そばを食べ終えた後は鉄道文化むらへ行きました。行きがけで撮影した横川駅です。かつて、EF63の連結や切り離しを行い、寝ぐらでもあった横川運転区を抱えていた割には駅舎は小ぢんまりとしています。

小ぢんまりとした駅舎は碓氷線廃止前とほとんど変わっていません。

 


※115系普通列車148M/信越本線横川~西松井田間にて

2時間程、鉄道文化むらにいた後、再び撮影地へ戻りました。

カメラをセットして帰りの列車を待ちます。ですが今は冬。15時近くになると山の影が落ちてきました。普通に撮影すると、露出オーバーになりやすいため、ホワイトバランスを「日陰」にセットしました。

しばらくして高崎行きの115系普通列車が駆け下りてきました。撮影結果を確認すると、雰囲気を損なわずに撮ることができました。

国鉄民営化から30年近くが経ち、国鉄型車両のほとんどが終焉を迎えようとしている昨今、湘南色の115系を冬の夕暮れの雰囲気を損なわずに記録できたのはよしとしましょう。