10年目の重み-冬の磐越西線2005年・part4

磐梯町~更科信号場間では、石北本線常紋越えを彷彿させるSカーブを撮影するポイントがあります。

昼食後、真っ先にポイントへ行ってみましたが、すでにキャパは満員でした。他のポイントを探したところ、冬季通行止めになる踏切から狙うことにしました。

 


※SL快速「SL磐梯会津路号」/磐越西線磐梯町~更科信号場間にて・2005年2月12日撮影

300mmレンズに2倍のテレコンを装着して600mm超望遠で撮影に臨みました。

16時近くなると、日も傾いてきました。やがてSLが定刻通りに通過してきました。煙がまっすぐ上がり、周囲は蒸気で覆われています。超望遠で撮影したので、かなり迫力のあるカットになりました。

まあ、600mm超望遠レンズなんて、価格が100万円以上するからおいそれと手が出せないですし(;^_^A

ですが、テレコンを使えば焦点距離を伸ばせますが、その分開放F値が暗くなります。正直いって露出が苦しかったですが、SLのスピードが遅い分、被写体ぶれなく撮影ができたのは幸いでした。

実は、後半は会津若松駅で人と落ち合い、その後の撮影を共にする予定でした。しかし、前日つまり初日の夜に「福島より東京がいいです。福島じゃないといけないですか?」等と予定変更及び延期を申し出たため、この時の一言が大きく歯車を狂わすことになるのです。