地上時代の調布駅・10

今日は朝のうちは曇っていましたが、次第に雨となりそのまま降り続いています。

地下化前の調布駅周辺の紹介も終盤に近づいてきました。2012年の夏休みは17~19日が青森遠征で、前日の16日が最後の撮影となりました。

 


※9000系各停高尾山口行き/京王電鉄京王線調布駅にて・2012年8月16日撮影

夏休み恒例となった青森遠征を翌日に控え、16日は布田駅での撮影も盛り込んでいました。地下化されるのは、調布、布田、国領の3駅です。

電車で調布へ行き、一旦ホーム上に下車して撮影を開始しました。まずは9000系の各停です。

9000系でも初期製造車は8両編成で、地上専用車となっています。製造当初は都営新宿線乗り入れを考慮していましたが、東京都側の事情で乗り入れはできなかったのです(当時、都営新宿線の保安装置であるATCがアナログ式で、VVVF車では誘導障害が発生するため)。

 


※9000系急行高尾山口行き/京王電鉄京王線調布駅にて・2012年8月16日撮影

続いては急行です。同じ9000系でも地下鉄乗り入れ車で、10両貫通固定編成なので幌枠がないことで区別できます。

10両編成20本が製造されたので、運用本数に余裕があり、一部編成は地上運用にも用いられています。

この後もホーム端にとどまり、相模原線と京王線の同時進入を撮るべく待ちました。