今日は「トワイライトエクスプレス」ラストランの日です。昨日は爆弾低気圧の影響で運休となったそうですが、Yahooニュース等では無事に出発したそうです。
大阪発着だったので、主に北海道内での付き合いでしたが、昨年の避花粉では非電化区間で撮影することもできてよかったです。
今後、次回全検まで西日本各地を回る団体列車としてしばらく走りますが、2017年春以降は2代目となる「瑞風」にバトンタッチします。その時が本当のラストランとなるでしょう。
会社から帰ったら、郵便物が2通届いていました。小さい方のを開封すると、ヤフオクで落札したTOMIXのクハネ581が入っていました。
1992~1994年にかけ、特別保全工事で塗装変更された時の旧塗装です。1997年ごろには2度目の塗装変更を受けたので、わずか3~5年しか見られなかったことになります。
また、実車との相違点は乗務員室の非常口ならび窓があることです。実車は「延命N40工事」施工時に埋められています。これは金型共用のためでしょう。なお、後年のリニューアル商品では、新規金型により実車同様、非常口と乗務員室窓が埋められた姿が再現されています。
今回、チョイスしたのは、国鉄特急色への塗装変更のためです。国鉄特急色のクハネ581は製品にもありますが、タイフォンがスリット式になっています。今回のものはシャッター式になっているのがポイントです。
シャッター式なのは新製時は青森に配置、東北で運用されたためです。1970年にクハネ583が青森に新製配置されると南福岡に転属しました。1975年、山陽新幹線が博多まで全通すると、九州島内の新幹線連絡特急の特化する道を選んだ485系とトレードで向日町に転属しました。
寒冷地向けですから、北陸方面にも運用はできます。塗装変更後、中間車は食堂車込みで8両あるので組み合わせて10両編成で関西~九州夜行に使えますが、新たにサハネ2両を買い足して12両にして北陸特急に使うか…。関西~九州夜行の場合、食堂車は夜行では勿論のこと、九州島内の昼行特急でも食堂車は営業休止となります。
北陸特急の場合、特急「雷鳥」が583系で最後まで食堂車を営業していました。この場合、食堂車は営業の設定とする必要がありますが、大阪~金沢間は3時間10分程度でした。30年以上前の鉄道ジャーナル追跡記事では盛況だったので、問題はなさそうです。
まだまだしばらくは悩みのタネは尽きそうにないですね…(;´▽`A“