オシ24-702トイレタンク取り付け

今日は気温が20度近くまで上がり、暖かい1日でした。春の到来を思わせますが、来週には寒の戻りがあるそうです。「寒さ暑さも彼岸まで」の諺がありますが、春らしくなるのは4月からでしょう。

 


模型を整理したところ、485系でトイレタンクの向きを間違えている車両が2両あり、これを正規のものと交換しました。

交換後、トイレタンクのパーツが2個捻出でき、そのうち1個を「さよなら出雲」のオシ24-702に取り付けました。

食堂車なのにトイレ?と思うのかも知れませんが、調理室側の車端部にある小さな丸窓が「食堂従業員用便所」なのです。

食堂従業員用といえば、お分かりだと思いますが、コックさんやウェイトレス達です。イカロスMOOKの「ブルトレ新系列客車のすべて」に載っている図面にも、従業員用便所が確認できます。

ただし、3月12日で運転終了した「トワイライトエクスプレス」の食堂車は改造時に従業員用便所が撤去されたため、丸窓がありません。

 


真横から撮影しました。よく見ると、トイレタンクがあると目立つものですね…。「出雲」は1991年に食堂営業を終了した後も、2006年に列車そのものが廃止されるまで15年も編成中に残っていました。

当然、調理室は使われていませんでした。ただし、「あさかぜ」運用時は食堂営業していたそうですが、これも1993年に東京駅発着のブルトレ食堂営業が全廃されました。

売店扱いのフリースペースとして使われていた当時、調理室は完全閉鎖されていたので、弁当販売時はかつてのレジ勘定台に近い場所で行われていた筈です。ワゴンに積んだままか、あるいはテーブルの上に並べて弁当販売していたのでしょうか??

実列車が廃止されて10年近くになるので、今では知る術もありません。実列車には乗ったことはなく、1998年7月の山陰遠征時は撮影だけでしたからね…。