小田急1000形と桜

今日は朝から雨の1日でした。雨雲が西から広がっているため、降り始めからあまり止み間がなく降り続いています。

 


※1000形各停唐木田行き/小田急多摩線はるひ野~小田急永山間にて

この雨の勢いでは花散らしになるのは確実です。ヤマザクラももう散ってしまっていることでしょう。

9日の朝、通勤途上で撮影した1000形の各停です。桜の花は半分近く散っていました。

よく見ると、ワイドドア車です。当初は2m扉で登場したものの、開閉に時間がかかり乗降時間の短縮効果が少なかった(同時期に登場した京王6000系5扉車の8秒程度に対し、4秒程度)ことと、座席数増加のために1.6mへ縮小改造されています。ただし、外観は2m扉時代とほとんど変わっていません。

小田急から公式発表された1000形のリニューアルでも、このワイトドア車は対象から外れていますので、今後の処遇が気になるところです。

1991年の登場から24年が経過していますので、異端児といえるワイドア車はリニューアルされることなく、早期に廃車される可能性もあります。撮れるうちに撮っておいた方がいいかも知れません。

撮影後はすぐに会社へ向かいました。