今日から6月、1年で一番昼が長い月です。同時に梅雨入りの季節です。
最初のポイントではすでにコクワ天下でした。前年に羽化した新成虫が大半ですが、越冬成虫もいる筈です。ただし、2度目以降の冬眠中に体力が尽きて死んでしまう個体がほとんどなので、無事に翌年を迎えられるのはほんの一握りです。
上部の樹皮めくれにもコクワガタの♂が隠れていました。撮影だけにし、採集はしませんでした。
地上に落ちた小型♂です。すでに発生初日に採集しているので、撮影だけに留めておきました。
地上に落ちたもう1頭のノコギリ♂を探している最中、上部に何かいるのを見つけてズームで撮影しました。
カブトムシの♀の様ですが、脚の一部が食いちぎられている様に見えます。潜り込んで身動きできなくなってそのまま朝を迎え、スズメバチ等に引きちぎられたのでしょうか?
根元にいた中型♂です。灯台もと暗しでしたね…(^^ゞ 撮影後はキープしました。秋になって死んだら標本にします。大きさなど、個体変異を比較するにはいいでしょう。
2箇所目ではコクワガタが数匹まとまっていました。ただ、到着時に穴へ潜り込んだ個体が1頭いましたが、採集はできず。覗いてみましたが深くて確認はできず、二度と出てきませんでした。
素早かった気もしますし、ヒラタ?もしかしてオオクワ?また明晩にチャレンジしてみますか。
3箇所目ではコクワガタを1♂1♀見つけただけにとどまりました。造成の影響?それともまだ発生初期だから個体数が少ない?
造成工事が始まって発生源がなくなったところもあります。発生源にはシイタケ栽培場も含まれ、2箇所消滅しています。
まだ雨も少ないですし、一雨降った後にも期待してみましょう。