ブルームーン

今日で7月は終わり、明日から8月です。8月のメインイベントはお盆休み恒例の青森遠征です。オオクワガタ採集を目標に2011年から毎年行っており、5年目となります。

未だオオクワガタは採集できていませんが、毎年の目標となっています。

 


今夜は満月ですが、ブルームーンでした。採集に行く途中、満月を撮影しました。満月の時は灯火採集ができないのが難点ですが。

 


最初のポイントではカブトムシの♂を見つけました。今年は例年以上にモンスズメバチが夜でも煩いので、いつ通りかかるか分かりません。

よって、うかつに近寄れないので、ズームでの撮影となりました。これが秋口になるとオオスズメバチが夜でも居座るので、怖いんですよね。。。

 


2箇所目ではスズメバチがホバリングしていたのですぐに退散しました。

3箇所目のポイントではカブトムシの♂を1頭見つけたのみでした。夏休みで週末だから親子連れに採集されたのでしょうか。文字通り「夏枯れ」状態です。

カブト天下はあと半月、旧盆過ぎから目立って減りはじめます。ノコギリクワガタの超大型個体は後半に期待しましょうか。

この後は帰路につきました。

5日ぶりの夜間樹液採集

今日は昼過ぎからにわか雨が降りました。夕方には天気が回復し、気温が再び上がったので、5日ぶりに夜間樹液採集をしました。

 


最初のポイントではカブトムシの♂が地上に落ちていたので、すぐに撮影しました。他の♂と樹液を巡って喧嘩し、地上に落ちたのでしょうか。

 


一方では悠々と樹液を吸う♂を見つけました。いつスズメバチが横切るか分からないので、ズームで撮影しました。

 


ミヤマカミキリを発見し、撮影。コクワガタと鉢合わせしたかと思えば、追い払ってしまいました(^^;;

この後はポイントを移動しました。第2ポイントではスズメバチがうざく、撮影ができませんでした。

 


3箇所目のポイントではまず、コクワガタの♀を見つけました。特に珍しくはないので、撮影だけしました。

 


ミヤマカミキリを見つけ、こちらは蜘蛛を追い払っていました。

 


藪ごきしながら樹液ポイントに着くと、蛾とゴキブリしかいませんでした。先行採集者に根こそぎ捕られた可能性があります。

ひととおり撮影した後は、帰路につきました。

ノコギリクワガタ幼虫引っ越し

今日は雲優勢だったものの、蒸し暑い一日でした。雷注意報が出ていることもあり、雲行きが怪しかったので今夜の夜間樹液採集は見送りました。

来週8月5日、次の転職面接が決まりました。先方との調整がついたようです。今までと全く異なる業界への転職を考えており、最終的にはどの業種に決まるかは分かりません。

キャリアコンサルタントに求人紹介をお願いする時、現在の会社が属する業界は避けたいと希望を伝えていました。

 


ノコギリクワガタ幼虫のうち、1頭をタッパーへ引っ越ししました。引っ越し前は木屑が食べ尽くされ、糞ばかりになっています。

 


タッパーにマットを詰め、その上に糞と古い餌を敷き詰めました。こうすることでバクテリアを受け継ぐことができ、幼虫の拒食を防げるのです。

真夏なのにまだ幼虫?と思われますが、2年1化か秋蛹化が確実です。自然状態でも、幼虫が土中で蛹になり羽化するのは秋頃で、そのまま冬を越すのです。

まだ引っ越していないのはタッパーを買い足してからとなります。とりあえずは木の破片を入れて凌いでおきます。羽化はいつ頃になるのでしょうか。

ノコギリクワガタ展足

今日は晴れ間がありましたが、天気が不安定でいつ雨が降るか怪しい状況でしたので、夜間樹液採集は見送りました。

 


先日、LUMBERJACKへ行った時にノコギリクワガタの1♂が死亡確認されたので死骸を持ち帰りました。

死骸を標本にするため、展足しました。標本にする虫が柔らかいうちにやっておくと、思い通りの形で乾燥し固まります。

今年はノコギリクワガタの60mmオーバーが数多く採れており、ちょっと嬉しい悲鳴です。しかし、管理しきれないのも事実で、秋に寿命で死んだら標本にする方針は変わっていません。

最終的には寄贈しますので、冬までには60mmオーバーのコレクションが揃うでしょうか。

ミヤマカミキリ産卵セット

今日も猛暑日でした。2日連続で猛暑だとさすがに夏バテで夜間樹液採集に行く気力もありません…。

 


先日、ミヤマカミキリの産卵に挑戦してみようとセットしてみました。

カミキリムシの場合、クワガタに適しない生に近くあまり腐朽していない材でも産む様なので、100円ショップで材を買っておきました。

乾燥気味がよい様ですが、霧吹きで少し湿らせておきました。クワガタと違い、バケツで半日以上加水する必要はありません。

後は餌ゼリーと♀を入れてセット完了しました。産卵してくれるかどうかは分かりませんが、冬の材割採集でカミキリムシの幼虫が見つかった場合は菌糸瓶で育ててみるのもよさそうです。

種類がわかれば、その種類に合った飼育法が見つかるかも知れません。

水を飲むモンスズメバチ

今日は夏休み子供向けイベントがあり、カブトムシをお土産にプレゼントしました。しかし、今年は参加者が少なくカブトムシが余る事態に。

夜に余ったカブトムシを自然に戻しました。もちろん昨夏に親を採集した場所にです。

 


イベントでの観察会で珍しい光景に出合いました。池でスズメバチが来たかと思えば、水を飲んでいきました。

今日みたいな暑い日は昆虫たちも水を飲みます。ですが、樹液によく来るイメージが強いスズメバチが水を飲むシーンはなかなか見られないものでしょう。

BBQで一旦置いた缶ジュースにスズメバチが入り込み、また飲もうとして唇を刺される事故が後を絶ちません。

1991年5月29日に初めて採集・確認し、24年後の今日、水を飲むところに出くわすとは思ってもいませんでした。

イベント前夜

明日は夏休みの子ども向けイベントです。カブトムシの準備も終わり、最終的には17ペア34頭が用意できました。

ペアにならなかった余りの♀5頭は自然に戻しました。もちろん、放したところは昨夏に親を採集したところです。

 


最初のポイントではいきなりスズメバチが目の前を飛んで行きました。そのため、木に近づいて撮影することができず、ズームでの撮影となりました。

♂2頭が樹液を吸っており、樹液の取り合い喧嘩をしていた模様です。

 


上の方では♀が樹液を吸っていました。いつスズメバチが来るか分からず、木に登れないので、ズームで撮影しました。今年は例年以上にモンスズメバチが多いのでしょうか?

カブトムシの♀を放した後はポイントを移動しました。

 


移動先ではノコギリクワガタも見つけました。しかし、ここもモンスズメバチが煩く、近づいて撮れないので、ズームでの撮影となりました。

小型なのでカブトムシに相手にされなかったからでしょうか。

その後は5月に目をつけておいたポイントへ行きましたが、樹液が出ておらず、パスしてその後は帰路につきました。

2日ぶりの夜間樹液採集

今日は午前中、晴れ間がありましたが午後には雷雨となりにわか雨が降りました。大気の状態が不安定なことから夜はどうするか様子をみたところ、20時30分には決行しました。

出撃が30分遅かったため、最初のポイントに着いた時は先行採集者がいました。今年は夜もスズメバチがうるさいのに…。すぐに2箇所目へ移動しました。

 


まずはカブトムシの♀を見つけ、撮影しました。

 


ノコギリクワガタも見つけましたが、スズメバチが飛び回っていることが判明。素手では捕れないので、網を使って遠くから採集しました。

その後もスズメバチがうるさいので、撤退して最初のポイントに寄りました。

 


上の方ではミヤマカミキリが樹液を目指しているのを見つけて撮影しました。

 


木の根元ではヘビトンボが落ちてきたので、これは珍しいぞと撮影しました。正確にはヤマトクロスジヘビトンボですが。

 


ヘビトンボが落ちてきた側にはミヤマカミキリが幹に止っていたので撮影しました。

 


スズメバチがいないか確認し、照らしてみるとクワガタやカミキリが集まっています。片手に懐中電灯、片手にカメラを持ちながら撮影しました。

 


この後は3箇所目に移動しました。まずはカブトムシの♂を見つけて撮影しました。

 


そして最後のポイントではカブトムシの♀を見つけました。片やカブトムシが少なく、こちらは多い。エリアによって生息域が違うのでしょうか?

今年は造成工事が始まっているエリアがあるので一概にはいえませんが、確認できているクワガタも違います。学校が夏休みに入ったため、採集され始めているのでしょうか、推移を見守る必要がありそうです。

水上駅を発車する「SLみなかみ彦星」

今日は大気の状態が不安定で、雨が降ったりもしたので夜間樹液採集はお休みです。

 


※SL快速「SLみなかみ彦星」/上越線水上駅にて

夜間樹液採集で報告が中断していましたが、今日で最終回です。

三脚にカメラをセットしてSLの発車を待ちました。15時20分、定刻通りに水上駅を発車しました。

相変わらずの黒煙もくもくです。SL現役時代は嫌われていた黒煙ですが、今ではエンタティメント目的なので、ファンサービスで色を付けてくれています。D51とC61は重油併燃なので、重油バルブを開くと煙が黒くなります。

撮影後は撤収し、バスで上毛高原駅へ向かい、新幹線で東京へ帰りました。

命がけの採集

明日は雨が降るのと、日曜日にイベントがあるので、今夜も夜間樹液採集をしました。台風が小笠原近海を進んでいるためか、1000km以上離れた本土にまで強風が吹いています。

 


最初のポイントではノコギリクワガタの♂を見つけました。しかし、ここでもモンスズメバチが煩くなってきました。素手で採集ができないので、撮影後に網を使って採集しました。

採集後に測定したら61.7mmでした。

 


木の上部ではカブトムシの♀が2頭確認できましたが、♂は確認できず…。木の上部だけならまだしも、目線の樹液の泉にまでモンスズメバチが飛び回る様になってきているので、回り込んで向こう側の観察ができなくなっています。雨が上がる明後日以降はどうなっているのでしょうか?

スズメバチ退治で格闘しているうちに目当てのクワガタを逃す失態まで犯してしまいました。3年前の2012年はモンスズメバチが夜も煩かったのですが、この時は木の上部だけでした。しかし、今年はそれ以上に多い気がします。

 


2箇所目では珍しくカブトムシが居ませんでした。何やら潜り込んでいるので引っ張り出して採集しました。

 


更には大歯型♂を見つけました。50mm台後半はありそうです。イベントも近いので、プレゼント用にキープしました。

この後、一旦自転車に戻ったところでカメラを忘れたことに気づき、戻りました。カメラを見つけた後に確認すると更にノコギリ1♂2♀を見つけました。

 


今夜は3♂3♀を採集できました。34mmオーバーの♀も見つけたので、こちらは産卵用にします。大型幼虫を育てるなら大きい♀が有利です。なぜなら♀が大きければ、大きな卵を産んでくれるからです。

撮影し、facebookにアップロードした後は帰路につきました。