ミヤマ休眠セット

3連休が明け、20時時点での気温はすでに18度を下回ってきました。3連休中から夜の気温が大分下がったので、10月9日をもって今シーズンの夜間樹液採集シーズン終了を確定しました。

シーズン終了の確定に時間がかかったのは、20時時点の気温で判断する必要があったためです。

 


会社帰りに仕切り付きケースと樹皮を買ってきました。仕切り付きとしたのは、性成熟しておらず、雌雄の争いを避けるためです。

転倒防止材として樹皮を敷きました。

 


この後に成虫を入れました。♂の大きさに反比例して広すぎな気もしますか(^_^;ゞ

どうせ、来年の春まで休眠しちゃいますし。

 


※ミヤマクワガタ♂

今回羽化した唯一の♂です。測定したら42.4mmでした。コクワガタの大型♂個体とほぼ同じですが、体格が違います。ヒラタクワガタも同じことがいえるでしょう。

 


※ミヤマクワガタ♀

今回羽化した♀の中で一番大型で、測定したら34.3mmでした。

撮影後、しばらくしてマットの中に潜っていきました。羽化して間もない新成虫は免疫がまだ弱いためか、クリーンな環境がいいのかも知れません。

蛹室内は羽化したばかりの成虫にとっては“クリーンルーム”なのでしょう。だとしたら、クヌギマットは使えないので、ハムスター用のパインチップがベターでしょう。針葉樹マットなので、コバエも湧きにくく、殺菌作用もあるからなのかも知れません。

羽化しても休眠中の管理がカギなので、活動するまで気が抜けないといったところでしょう。

休眠期間中、餌は全く食べないので、水分は切らさない様にすることが肝要です。