思い出の一コマ・早春の寝台特急「日本海3号」

今日は4年に1度のうるう年です。うるう年の日に休暇を取るのは2008年以来8年ぶりです。2000年もうるう年に休暇(実際は休出代休)を取得しており、8年に1度の割合でうるう年休暇を取ったことになります。

今日付で退職となり、いよいよ明日からは新しい会社に出勤です。

 


※寝台特急「日本海3号」/奥羽本線大釈迦~鶴ヶ坂間にて・2001年3月3日撮影

紹介するのは今から15年前の2001年3月3日に撮影した寝台特急「日本海3号」です。当時は東北新幹線はまだ盛岡までで、寝台特急「はくつる」はまだ元気で走っていました。

東北新幹線八戸延伸での「はくつる」廃止はまだ報じられておらず、当時はブルートレインが全廃になることは想像しえませんでした。

「日本海」はまだ2往復走っており、前夜の「はくつる」利用で青森入りしたので、JR西日本受け持ちの1号はダイヤの関係で撮れず、「あけぼの」「日本海3号」のみの撮影となりました。

3月とはいえ1mを超す雪に覆われ、北国の春はまだ遠そうに感じられていました。客車はまだほとんど白帯で、「日本海」に金帯車が混じることが多くなったのは2002年12月の「はくつる」廃止以後となります。同時に「あけぼの」も金帯車が混じる割合が多くなっています。

金帯車が多くなる前に撮影した貴重なカットでもあり、夜行列車の撮影を本格的に始めてまだ3年程度の駆け出しでしたが、当時は撮影地にあまり人がおらずゆっくり撮影できました。