超レア・E233系準急

今日は湿った東風の影響で雲が多く、花冷えでした。昨日4月1日は花金ということもあり、平日夜間に2往復だけ運転されるE233系の準急を撮影しました。

 


※E233系多摩急行我孫子行き/小田急電鉄小田原線新百合ヶ丘駅にて

まずは百合ヶ丘へ行くため途中の新百合ヶ丘までは多摩急行に乗りました。しかもJR車でした。

多摩急行は今回の改正で朝と夕夜間の運転となったので、JR車の多摩急行は貴重です(日中は急行)。

 


※E233系準急本厚木行き/小田急電鉄小田原線読売ランド前~百合ヶ丘間にて

撮影ポイントを決め、夜だからとISO感度を16000にしたのですが、さすがに高感度すぎたのか、撮影結果はオーバーとなってしましました…

本厚木からの折り返し準急を撮ろうと場所を移動しようと思ったら、雨が降ってきたので、駅へ退避しました。

雨が止んだのを見計らい、再び駅の外に出ましたが、もう一人ロケハンしている人がいるではありませんか?夜桜を絡めようとしたのでしょう、しかもかなりの広角で撮っていたので、読売ランド前駅へ移動しました。

 


※E233系準急我孫子行き/小田急電鉄小田原線読売ランド前~生田間にて

撮影場所を見つけ、セットしましたが200mmでもクリアしきれない障害物があり、縦位置でクリアすることにしました。次回以降は脚立を持参しないと無理ですね…。

ISO感度を3200に下げ、雰囲気を損なわない様にしました。結果としてオーライですが、ヘッドライドで光るレールの長さが欲しいところです。脚立を使えばクリアは可能かも知れません。

JR車の準急は初めてですし、同時に次回以降の課題もできました。

かつて国鉄には準急があり、準急料金を徴収していましたが、急行に統合されて消滅しました。その急行も今回の改正で「はまなす」廃止によりJR線から消滅しました。

現在、準急は私鉄だけで運行されており、都心部側では急行運転、郊外側では各駅に停車する「区間急行」的な種別となっています。

現在のJR線には急行・準急はありませんが、JR車の準急は小田急線内とはいえ、初めての事例です。しかも通勤車です。

小田急線内は夜間なので走行写真の撮影は難しいですが、デジタルなので電気的に感度を上げられるためフィルム時代に比べて撮影しやすくなったので、挑戦のし甲斐がありそうです。