キハ183スミ入れ

今日は朝から晴れての週明けスタートでしたが、次第に雲が広がり退勤時には雨が降り出しました。

28日夜から29日朝にかけて大阪→海浜幕張間を583系による「ニコニコ超会議号」が運転されますが、現時点でルートと時刻表は明らかにされていません。

今年はJR東海の協力もあるため、東海道本線~武蔵野線~京葉線のルートが濃厚です。大阪駅を28日の20時過ぎに出て海浜幕張駅には翌朝10時到着だけが分かっています。

 


所有しているTOMIXのキハ183系のうち、「北海」用グリーン車無6両編成の先頭車2両にスミ入れしました。

先頭はスランとノーズの0番台と貫通型の改造車100番台の2種です。

 


100番台の側面ルーバーです。100番台は運転台とは反対側に機器室があり、外観上では大きなルーバーが目立ちます。

とはいうのも、100番台は発電エンジン付の中間車キハ184からの先頭車化改造車だからです。種車の前位側車端部を客席3列分台枠ごと切断し、新品の先頭部を接合するという改造手法が取られているのです。

 


対して0番台は運転台のすぐ後ろが機器室になっています。

このルーバーのモールドで赤帯の印刷に擦れがあるので、立体感を出すのと同時に、印刷の擦れを隠す効果もあります。

使用したのはエナメル塗料で、はみ出ても薄め液で拭きとれるのが強みです。

 


反対側です。100番台は機器室が片側になっており、反対側は通路で窓があるのに対し、0番台は機器室が両サイドにあります。

これは0番台は分割併合を想定しない非貫通型で、乗務員質から客室への通路を確保すればいいだけの発想からでしょう。すなわち、乗客の通り抜けは想定しなくてもよいと解釈できます。

実車は老朽化でキハ261系への代替で廃車が進んでいますが、模型の世界ではいつまでも活躍して貰うことにしましょうか。