今日は北からの風で気温が低く、雨も降りました。青森遠征から帰った後、8月後半は天気が不安定でなかなか夜間樹液採集ができていません。
まずは路上でウスバカミキリを見つけました。よく見ると左後脚がないではありませんか!?遠征から帰って展足後に気づきましたが(^^ゞ
25年前の1991年8月、高校の時に学校周辺のカミキリムシ50種類目となる記念すべき種でした。標本で採集するのは25年ぶりとなります(…オイ!!)
先生達が採ったことのないカミキリムシがいないか、もうちょっと気合を入れて探すべきですね。とはいえ、25年前に採集した時は学校周辺で先生さえもまだ見つけられていなかったですから。
続いてノコギリクワガタの♀です。この後2頭も見つけ、この晩はトータルで3頭見つけています。
カブトムシの♀も見つけましたが、これは撮影だけにしました。カブトムシは爆産することがあるので、基本的には地元フィールドで採集するだけにしています。ただし、同じ宿に親子連れが泊まっている時は子供に分けてあげることもあります。
ノコギリカミキリです。ニセノコか?と思いましたが、展足時に後脚を見たら溝があるので、ただのノコギリでした。後脚での区別は先生に教えてもらいました。
ニセノコギリカミキリはモミ食いであると先生から聞いているので、同じモミ食いのヒゲナガカミキリがいれば、同所的に生息している可能性があります。
まずはヒゲナガカミキリを見つけるのが先決といってもいいでしょう。
ただし、山梨の時はあまり高いところにはいないといわれたので、北でも同じことがいえるかもしれません。西南日本には多いそうです。
ライトトラップにはほとんど虫が来ず、外灯巡りでも少なかったので、2日続けて惨敗でした。やはり月の影響が大きかったようです。