秋のクワガタ

今日で9月も終わり、まだ夜の気温が20度近くあるので、今夜も夜間樹液採集に行きました。

 


いきなり足元でノコギリクワガタを発見!♂の大顎の形態から、中歯から大歯への移り変わりとなっていますので、拾いました。帰宅後、脚が何本かもげていましたが、発生終期で残り寿命が少ないということでしょうか。

 


樹皮の隙間にはコクワガタが隠れていました。撮影しましたが、クワガタがぼけてしまいました…。

木の根元にはコオロギがいました。産卵管があることから、♀です。♀は鳴かないので、虫の声を楽しむなら♂を採集するしかありません。

 


2箇所目のポイントではコクワガタの小型♂がいましたが、スズメバチも同時にいました。危ない、危ないです…(;´▽`A“

 


最後のポイントもコクワガタの小型♂がいました。明日から10月、秋が深まっているのにまだ活動しているのは驚きです。11月中旬まで活動しているのを見た人がいますが、さすがにそこまで調べている人はいません。

今シーズンもあと1週間あまりで終わりでしょう。

ヒラタ展足

今日の餌交換時、ノコギリクワガタ1♂、ヒラタクワガタ1♂、カブトムシ1♂の死亡が確認されました。

 


このうち、ノコギリとヒラタを展足しました。今日死亡が確認されたヒラタは昨年9月22日に採集したもので、ほぼ1年間生きていたことになります。

ドルクス族は寿命が長く、羽化後2~3年は生きますが、野外で採集したものはいつ羽化したかはわからないので、残り寿命が短い傾向があります。採集してから最低1年生きると考えていいでしょう。

30mmに満たない小型個体ですが、なんとか展足板に針で固定できました。タトウを使わずともうまくできるものですね(;´▽`A“

関東以北でヒラタが少ないのはやませの影響もあると思われますが、標本も当然少ないので、これは貴重ともいえるでしょう。

展足

今日も蒸し暑かったですが、夜には雨が降りました。夜間採集には行けないので、先日死亡したノコギリクワガタを展足しました。

 


今シーズン最大の大物ですが、採集したのは7日だったので20日足らずで死んだことになります。測定したら66.0mmでした。生きてた時は暴れたりしたので、致し方なかったでしょう。

発泡ボードの上に待ち針で周囲を止めて形を整えました。2週間もあれば乾燥して標本が出来上がりです。

タッパーに乾燥剤も入れておけば、早く乾燥させることはできますが、最低でも10日は乾燥させた方がいいです。雨季の場合はもう少し長く…20日ぐらいは欲しいですね。

外国産の大型種だったらもっと長くなりますが。

♀の標本が少ないのは、産卵に使用しているためで、特に土産みの種は産卵を終えるとマットの中でバラバラになって死んでいることが多いです。また生前の姿を留めていても、符節が取れていることも多いです。

それだけ産卵が重労働という証でしょう。次回、施設での標本整理時には寄贈します。

シーズン終盤の大物

今日も蒸し暑い1日で半月以上ぶりの夜間樹液採集をしました。

 


最初のポイントではいきなりノコギリクワガタの♂を発見しました。芋づる式に見つかるもので…

 


上の方にも2♂がいました。結構大物ですが…採集しました。ここだけでも5♂1♀を確認しました。もう9月も終わりに近いのにまだ活動しているのは驚きです。

 


2箇所目ではコクワ天下でした。初夏に樹液があまり出ず、死んだ思っていたのですが、今年は樹液が出るのが遅かっただけなのかもしれません。

 


3箇所目ではまず、ゲジゲジがいたので撮影ました。ゲジゲジがいるということは、ゴキブリはあまりいません。

こちらはクワガタはコクワのみでした。今年は中旬からほぼ2週間、秋雨のち残暑だったので、例年より違っているのかもしれません。

昨シーズン同様、10月上旬ごろまで続くのでしょうか。

標本整理

今日は残暑が戻り、蒸し暑い1日でした。餌交換時にノコギリクワガタの1♂死亡が確認されました。これから秋の深まりとともに、虫達が寿命で死んでいきます。冬までに生き残るのは長命なドルクス族だけです。

 


死んだ虫を標本にする前にスペースを空けるため乾燥が終わった標本を箱へ移しました。

展足期間は概ね10日~2週間ぐらいですが、外国産の大型種はもっと長目にする必要があります。コーカサスやヘラクレスといった大型カブトだと2~3か月ぐらいでしょうか。

もちろん、最終的には寄贈します。私の場合、飼育して死んでから標本にするのがほとんどですが、施設に収蔵している昆虫標本はほとんどが採集後に殺虫したものです。

なぜかというと、昆虫標本は傷やスレがない方が価値が高いとされ、飼育すると脚が取れたり体にスレができたりします。そのため、採集後に殺虫してしまうのです。

高校の時の部活動ではハチを中心に標本を作っていましたが、もちろん殺虫はしていました。今ではカブトムシやクワガタが中心ですが、ブリード用のため殺せないというか…子供の頃は夏休みの友達という感覚もあったからでしょうか。。。

聲の形

今日でシルバーウィークは終わり、やっと晴れ間が覗きました。今年9月の東京は今日まで2日しか晴れなかったそうです。

 


今年のシルバーウィーク最大のトピックはこち亀連載終了でしょうか。新聞やTVといったマスコミでも大体的に報道されていました。

同時に「聲の形」が映画公開されました。facebookのシェア投稿で知り、急遽原作本を買って読む羽目となりました。

耳の聞こえない少女と耳の聞こえる少年の触れ合いを中心に展開されています。週刊少年マガジンで1年あまり連載されていました。

ネタバレになる様なことは書きませんが、自分もヒロインと同じ聴覚障害者なので、彼女の気持ちが分かります。そして、彼女のために手話を覚えた彼も凄いです。

小学生の頃はガキ大将だった少年が、彼女との出会いで変わったのですから。彼曰く、独学で覚えたそうです。中学の頃、書店にて手話の本を手に取る様子も一コマながら描かれていました。

1週間もたたないうちに全7巻をコンプリートしてしまいましたが、聴覚障害をテーマをした漫画は珍しいのと、神奈川県では昨年に手話普及のため「神奈川県手話言語条例」を制定・施行し、リーフレットを発行していますが、この漫画とコラボしています。

映画公開を機にこの秋、おすすめしたい作品です。

TOMIXキハ183系おおぞら

今日も日中雨でしたが、夕方にはやっと降りやみました。ここ1週間は青空を見ておらず、明日からはやっと晴れ間が覗くそうです。

 


TOMIXから7月に製品化されたキハ183系500番台のおおぞらセット、今日は車番を入れました。

札幌方からキハ183-506+キハ184-9+キハ182-514+キハ182-513+キロ182-508+キハ182-501+キハ182-502+キハ183-1506です。

「中野文庫編成資料室総索引」というHPを参考にしました。

カプラーの交換やトイレタンクも取り付けておいたので、ひとまずはレンタルレイアウトで本線試運転をしてみますか。

211系普通列車

今日も秋雨前線の影響で雨が断続的に降りましたが、夕方の退勤時にはほぼやみました。祝日でない9月23日は4年ぶりです。

1979年は9月24日が秋分の日でしたが、前日の9月23日は日曜日でした。1980年から2011年までの31年間、秋分の日は9月23日で変わりませんでした。

9月24日が秋分の日となるのは21世紀中には1度もなく、22世紀でも2103年と2107年だけだそうです。ドラえもんは2112年生まれ(製造)ですから、この後は22世紀中には9月24日が秋分の日になることはありません。

 


バスで山を下り、甲斐大和駅に到着しました。高尾行の電車が入線、特急通過待ちのため2番線でした。

特急が通過した後、しばらくして発車しました。車内はオールロングシートで、松本か小淵沢といった長距離運用に入ったら、さぞかし辛い旅になったことでしょう。

高尾まで1時間程度ですし、まだましですが。。。1時間程度で高尾に到着し、京王線に乗り換えて帰宅しました。

これにて山梨遠征の報告は完結です。明日からしばらく日常ネタとなります。

2日目の昼食

今日は秋分ですが、秋雨前線が停滞しているため日中は雨で土砂降りにもなりました。予報ですと25日にはようやく天気が回復するそうです。

 


ペンションに戻った後はレストランにて昼食にしました。まずはお茶菓子とコーヒーです。

そして注文したのは…トーストセットです。トーストに野菜、ぶどう、桃です。美味しくいただきました。

食べ終わった頃は13時近くなったので、宿泊代も含めて精算しました。

 


ヒメオオクワガタの♀をいただきました。採集時期を確認すると、7月だというので、今年中には産卵の可能性が高いとみました。

バスの時間が迫ってきたのでバス停に出てバスを待ちました。

2匹目のミヤマクワガタ♀

朝には雨がやみましたが、秋雨前線が停滞しているため、曇り空のままでした。明日は4年ぶりに9月22日が秋分の日です。

2043年までは4年に1度、西暦が4で割り切れる年は9月22日が秋分の日で、それ以外の年は9月23日です。

 


10分ほど歩くと、ミヤマクワガタの♀が雨に濡れた路上を歩いているのを見つけ、採集しました。

 


貯木場に着きましたが、カミキリは1匹もおらず、前日にスジを見つけた樹液が出ている木にはハナムグリが来ているだけでした。

採集後は昼食のため、宿へ戻りました。