ヒラタ展足

今日の餌交換時、ノコギリクワガタ1♂、ヒラタクワガタ1♂、カブトムシ1♂の死亡が確認されました。

 


このうち、ノコギリとヒラタを展足しました。今日死亡が確認されたヒラタは昨年9月22日に採集したもので、ほぼ1年間生きていたことになります。

ドルクス族は寿命が長く、羽化後2~3年は生きますが、野外で採集したものはいつ羽化したかはわからないので、残り寿命が短い傾向があります。採集してから最低1年生きると考えていいでしょう。

30mmに満たない小型個体ですが、なんとか展足板に針で固定できました。タトウを使わずともうまくできるものですね(;´▽`A“

関東以北でヒラタが少ないのはやませの影響もあると思われますが、標本も当然少ないので、これは貴重ともいえるでしょう。