GW大型連休初日は夕方から高校の時の先生とライトトラップ採集をしました。先生が採りたい虫がいますが、もう街灯のほとんどがLED化されて灯火巡り採集ができなくなりつつあるため、ライトの出番となった訳です。
明るいうちにセット。このライトは灯火総研の強力ライトです。30W⇔50Wの切り替えができますが、それでも結構強力です。
昨年8月に通販で買ったもので、税込みで10万円以上しました。元々は青森遠征でオオクワガタ採集に使うためでしたが。
でも年1度の遠征でしか使われないのは勿体ない話です。青森遠征以外では地元フィールドや合宿先でも活用できれば、ライトの用途が広がります。
ただし、8月のうち、青森遠征を挟んだ2週間程度はライトは青森に送っていることになります。
18時20分ごろ、スイッチON!30Wで2時間20分程度だから20時40分ごろまで可能と読んでいました。
しばらくしてコガネムシが飛んできました。ライトの光が強いだけでなく、紫外線も照射しているためです。
日が落ち、だんだんと闇に包まれつつあります。まだ時折、小さな蛾が飛んでいる程度です。
夜のとばりが降りると同時に少しずつ虫が来ましたが、気温も同時に下がって肌寒くなってきています。
蛾に混じってコガネムシも少し飛来してきました。
強力ライトの補完として、先生の方もブラックライトのトラップも仕掛けているので、様子を見に行く時に撮影しました。結構遠くまで照射しています。本当に強力ですね…。
先生がセットしたブラックライトトラップです。青白い光がブラックライトで、決して明るくはないですが、これも紫外線を照射します。虫は明かりの明るさには関係なく、紫外線を感知して集まるようです。
人間の目には紫外線は見えませんが、虫には見えるのでしょうね。
採集終盤に撮影したライトトラップです。こうしてみると、30Wでも結構明るいですね。
予想より早く20時30分ごろにはバッテリーが切れて採集終了しました。
コクロコガネやナエドコチャイロコガネは結構採れたのですが、先生が探している虫はいないとの結論が出たようです。
コガネムシ採集でスタートした今シーズンのライト採集ですが、9月までに何回ライトを使う機会があるでしょうか?