再発見時のヒラタクワガタ

今日は一時雷雨になり、バケツをひっくり返したような雨が降りました。寒気が残ったのか、まだ夜は肌寒いです。

 


高校時代の部活では個人テーマでハチを採集していましたが、カブトムシやクワガタはあまり採集していませんでした。

今も当時も好きな虫なのになぜ…かというと、夜行性なので部活動中に採れることはほとんどなかったからです。夜に採れるのはキャンプ時だけでした。

当時、学校周辺にいるクワガタムシはノコギリクワガタとコクワガタのみでした。オオクワガタを採りたい思いもあり、実際に採集してしまうのは21年後となります。放虫個体でしたが…。

ヒラタクワガタは高校生だった当時もいる可能性はあると睨んでいました。なぜ、その可能性が言いきれたのかというと、近隣地区でも採集事例があったからです。

その読みは見事に当たり、1992年8月末、翌年には高校に入学する後輩が採集しました。実際に標本が学校の標本箱に収まるのは、彼が高校入学してからでした。

それから12年後の2004年、私が再発見することになります。しかも♀の採集は初めてでした。

12年ぶりの再発見にして人生初のヒラタクワガタ採集が重なり、この時は大変嬉しかったです。

写真はその時のファーストカットです。翌年以降もほぼ毎年少ないながらも確認できていますし、10年以上ブリードも続いています。

今年はヒラタクワガタが後輩によって初採集されて25年になります。そして私が12年ぶりに再発見してから13年、もうそんなに月日が経ちますね…。