タイベスト紙への交換

今日も朝から雨が降り、しかも気温は低めでした。8月ももう終わり、明日から9月ですが、気象庁によると降雨日数は27日にのぼったそうです。東京の8月日照時間は平年の半分しかなく、史上最短になったそうです。

 


会社帰りに中野のむし社へ寄り、タイベスト紙を買ってきました。この紙はキノコ栽培で使うもので、空気だけ通し、水分その他は一切通しません。もちろん、雑菌も出入りできません。

100枚761円のところ、ラストサマーセールで10%引きで買えました。

 


成虫の餌交換後、菌糸ビンのシールフィルターをタイベスト紙に交換しました。

 

これなら菌床交換後、瓶を洗う際にいちいちシールフィルターを?がさずに済みます。

 

いよいよ明日は福島産オオクワガタの割り出しです。WF1幼虫と初対面なるでしょうか!?

菌糸ビン投入

今日は大気の状態が不安定で、午後には雷雨になったりしました。

帰宅時は少し雨が降っていましたが、ほとんど濡れずに帰ってこれました。

 


菌糸をビンに詰めて10日経ったので、十分に再生していると判断しました。

 


菌床の中央部に幼虫が潜るための穴を掘り、木屑と一緒に幼虫を投入しました。幼虫は1♂3♀で、今はまだ小さいので全て800㏄です。次回交換時、♂は1400㏄以上のものに投入します。

 


全て幼虫を投入し終えた菌糸ビンです。ガラス瓶はポリボトルと違い、幼虫が壁面を齧って傷つけることは不可能です。

菌糸ビン飼育はコストがかかりますが、自分でブロックをほぐして詰めればコストダウンになります。ただし、詰める前に瓶の内側をアルコールで拭かないと、雑菌やカビにやられる可能性もあります。

もっとも瓶はかつて奈良オオクワセンターが営業していた頃に買ったもので、もう10年以上前になりますが。

次回交換は11月中旬頃になりそうですが、雌雄判別は当たっているでしょうか。

ポチっとな…

今夜は夜間樹液採集に出撃しましたが、虫はさすがに少なくなってきました。おまけに懐中電灯はバッテリーが少なくなり、暗かったので役立たず…(-“”-;)

昨日、ヤフオクにて即決落札しました。

 


落札したのはTOMIXの急行「はまなす」セットバラのオハネ24-500です。

実車は1989年にオハネ14-500から4両が改造されましたが、「北斗星」が減便された2008年に504が廃車となり、残った3両が昨春まで急行「はまなす」に使用されました。

これに基本セットを2セット買えば、実車と同じ両数が揃うことになります。元々、このオハネ24-500は「北斗星」増発用だったですけどね。。。

ノコギリ展足

餌交換時にノコギリクワガタが寿命で死んでいるのが発覚し、標本にしました。

 


この♂は6月3日に採集しました。立派な大歯型です。

これから秋が近づくと、ノコギリクワガタやカブトムシを中心に寿命の短い虫が死んでいきます。羽化新成虫やドルクス族は越冬しますが、これも自然の摂理なのでしょうね。

最終的には寄贈することになっています。ノコギリの標本はかなり集まっていますが、今後は体色にも注目してあつめるべきでしょうね。

もっとも、ブリード前提なのであまりたくさんは採集しませんが。

2017年採集スジクワガタ

今年も24時間テレビが無事終わりました。本銚子駅のリフォーム、無事に完成したそうですが、LUMBERJACKへ行ってたので見ることができませんでした。

銚子電鉄にお金がないので、日テレの負担ということになったのでしょうか?

 


報告が遅れましたが、先週の21日、スジクワガタ♀を自宅ベランダにて採集しました。

どちらかというと、高地性なので東京のしかも丘陵地で採集されるのは珍しいことではないでしょうか。

初めてスジクワガタを採集したのは2006年8月6日で、高尾でした。その後は山梨、新潟、青森でもコンスタントに採集できていますが、狙って採れるものではありません。

これで今年も年間採集は6種類となりましたが、まだヒラタが採集できていません。オオが採れた年はなぜか1種類が採集できないジンクス?があるのでしょうか。実際、初めてオオを採った2011年はミヤマが採集できませんでした。

コクワガタ産卵セット

今年も日テレで24時間テレビが始まりました。40周年ということで、チャリティーマラソンランナーが当日発表になったりと、例年とは趣がやや異なっています。

銚子電鉄の本銚子駅がどのようにリフォームされ、生まれ変わるかも楽しみです。

 


昨夜採集したコクワガタは♂40.5mm、♀23.1mmでした。時期柄、新成虫でしょう。発生初期に採集したものは前年からの越冬成虫であることが多いです。

 


飼育産卵のため、セットを組みました。基本的にはオオクワガタと同じですが、ミニケース使用のため、産卵木は斜めにセットしました。

もう8月も終わりに近いので、産卵しても幼虫割り出しは10月初旬になります。菌糸ビンも用意したので、産卵してくれるでしょうか。幼虫が取れたら50mmオーバーを目指したいものです。

3週間ぶりの夜間樹液採集

今夜は3週間ぶりに夜間樹液採集に出撃しました。夏休みの東北遠征を挟んだとはいえ、シーズン中にこれほど長期間地元で夜間観察ができなかったのは前代未聞です。

 


8月も終わりに近づくと、もうカブトムシはほとんどいません。代わってコクワガタが主役になりつつあります。アカアシオオアオカミキリも健在です。

 


別ポイントではコクワガタをペアで見つけました。人為的にドリルであけられた穴の中にいました。樹液も出ており、クワガタが潜んでいたとは皮肉なものです。

もちろん採集して持ち帰りました。採集して2シーズンは産卵しますが、3シーズンは厳しいでしょう。ドルクス族だからといっても、オオクワガタは違いますから。

今シーズンも残り1か月半、後半戦のスタートです。

F2オオクワガタ♀羽化その後

今日も厳しい残暑でした。本来、昨日8月23日は二十四節気の「処暑」で、この日を境に暑さは日増しに和らいでいきます。

 


材飼育で蛹の状態で取り出したオオクワガタの♀が羽化して20日前後経ちました。

体の色はもうほぼ黒くなってきました。しかし、今は性成熟していません。最低6か月以上必要で、高級なチーズやワインを作る時と同じく、熟成時間が必要です。

幼虫時代にため込んだ養分がまだ残っているので、今はまだ餌は食べません。

交尾・産卵に使えるのは来春以降ですが、その前に新しい鍬人にあげることにもなりえるでしょうか?

ミヤマクワガタ展足

今日は2週間ぶりの猛暑日となりました。日テレにて鳥人間コンテスト放送があり、今年はなんと!!

折り返しで40km達成したそうです。14年前の2003年は琵琶湖大橋直前で着水し、翌年から折り返しルールが設定されました。琵琶湖大橋超えは想定されておらず、もし超えた場合は失格となります。

 


初旬ごろに採集仲間からいただいた箱根産ミヤマが死亡したので、展足しました。

大顎は第一内歯が発達していることから、里型です。今年、東北で採集したものはエゾ型だったことから、温暖な気候であることがうかがえます。

これもカブトムシ対策なのでしょうか?

♂は死亡しましたが、♀は今でも健在です。LUMBERJACKのレンタルBOXにいますが、餌交換時はいつもマットに潜っていることから、産卵行動しているのかもしれません。

♂は完璧な状態で死んでも、♀は符節欠けの状態で死んでいることも多く、又はバラバラになっているので標本が少ないんですよね…。

コクワガタ展足

今日は久しぶりに暑さが戻ってきましたが、引き続き大気が不安定な状態です。

先日、コクワガタの小型♂が死亡しました。昨年の8月に採集されたもので、野外採集ものは残り寿命が短いのも当然です。

 


施設に収納されている標本にコクワガタは少ないので、最終的には寄贈することを前提として、展足しました。

とはいっても、このコクワガタ、自分が採集したものではなく、先生が採ったものを戴きました。

ノコギリクワガタの場合、野外採集したものはその年の冬までにほぼ全て死亡するので標本が集まりやすいのですが、ドルクス族の場合は寿命が長いので、寿命を全うするのは野外採集した翌年以降が多く、稀に3年近く生きることもあります。オオクワガタだったら、もっと長いですけど。

コクワガタの虫言葉(?)は「初心忘るべからず」でしょうね。