東北産オオクワガタ

昨日、facebookにもUPしましたが、先日材飼育で羽化したオオクワガタの特長について書きたいと思います。

 


写真のオオクワガタ、青森産F2ですが、体型が細長く見えます。

オオクワガタは北上すると体型が細くなり、南下すると太くなる傾向があります。特に東北、北海道産は九州産等に比べると貧弱に見えるそうです。

東北、北海道ではブナ帯を中心に生息しており、冬が長く寒いから幼虫の食が細くなるからでしょうか?

ブナとクヌギ、ナラでは栄養価が異なるのかもしれません。また、クヌギは山形、岩手県以北には自生していません。

私は東京在住なので単にオオクワガタを採集に行くなら山梨県が近いのですが、現在は乱獲で採集が難しくなっていることと、ミヤマやアカアシといった高山種も同時に採りたいので、東北を選んだのです。

最初、青森にしたのは、ブルートレインの「あけぼの」「日本海」が走っていて撮影も同時にできたからです。今は両方とも廃止になりましたが、青森産オオクワガタを採りたい思いはそのままです。

ただ、青森でオオクワガタ採集は難しいですけどね…。