ニクウスバタケ材セット

会社から帰ったらバルコニーに小さなクワガタが見え、拾い上げたらスジの♀でした。これで今年採集したクワガタは6種類になりました。

東北や山梨遠征を含め、毎年5、6種類採集は平均的です。最高は2011年の7種で、コクワ、ノコギリ、ヒラタ、オオ、アカアシ、スジ、ヒメオオです。この年は青森、山梨、武尊のいずれでもミヤマが採集できませんでした。また、武尊合宿はこの年が最後となり、以後は単独での山梨や東北遠征が中心となっています。

高校時代の合宿地だったとはいえ、クワガタが少なかったですし。しかし、この経験は今でも山梨や東北遠征に活かされています。

 


数日前に中野のむし社で買ったニクウスバタケ材です。野生ではオオクワガタはカワラタケの他、ニクウスバタケが生えた枯れ木に産卵しています。

 


人工的にニクウスバタケを植菌した材で、表面は白い皮膜で覆われています。

そのままでは産卵しないので、これを鉈で剥ぎました。

 


材を1本交換し、セットしました。念のため、青森産幼虫の糞もばらまいたりまぶしました。

ゼリーと♀を入れてセット終了、もう少し産卵頑張って貰いましょうか。

交換で取り出した材は別容器に移し、マットで埋めてしばらく保管することにしました。今、割り出すと卵が出てくる可能性が高く、自然孵化するのを待つ訳です。

新しき「鍬人」に幼虫を分ける日はくるでしょうか?もとい、初心者には最初はコクワガタからスタートするのが無難でしょうか。とはいえ、オオクワガタも飼育はコクワガタと同じくらい簡単ですけど。