今日から9月、涼しいスタートでした。夜の気温は20度に満たない涼しさです。。。例年ならまだ残暑厳しいですが。
産卵セットから6週間経ったので、福島産オオクワガタの割り出しをしました。ただし、時間の制約からまずは1本割ることにしました。
産卵によって齧られていますね。冷夏で活動が鈍かったかもしれませんが。。。
マイナスドライバーで慎重に割ってみると…いました!遂に遂に…幼虫と対面です。しかも、自己採集個体からですよ!!
野外採集が難しいのに、飼育下でのブリードは簡単ですから。
次から次へと幼虫が出てきました。2011年に一度、地元で野外採集していますが、放虫個体で老♀だったうえに産卵しないままボーベリア菌でやられて終わったのとは雲泥の差です。
畳と女房は若い方がいいといいますが…(←オイ!!)、採集した時点で♀が交尾済で若かったのが幸いでした(・∀・)ニヤニヤ
人間でいえば20代前半に相当するでしょうが、もう1シーズンはいけそうです。
一部割っただけですが、それでも8頭幼虫を取ることができました。
1本でこれだけ産んだということは…ちょっと産ませすぎるとやばいですね。もう1本の産卵木も産んでる可能性がありますが、材を複数本埋め込むのは産卵する確率を上げるのと、♀に材を選ばせるためです。
冷夏なので活動は鈍いみたいですが、秋分ごろに♀を休ませてあげないと、やばそうです。
しばらくはプリンカップで育ってもらいます。菌糸ビンの用意は早くて秋分以降になるでしょう。
当面の目標は72mmオーバー羽化です。WF1でいきなり80mmを狙うのは難しそうですから。