台風一過の日中観察

今日は台風一過で日中は暑くなりました。台風が南から暖かい空気を運んできたためです。台風の生まれ故郷は熱帯地方ですから、当然暑い空気を含んでいます。

鈴虫がいるか?その環境を見極めるため、日中観察をしました。いつもは夜間採集なので、日中に観察するのは稀です。

 


鈴虫がいそうなのは…ススキやクズが生えているところです。高校時代の部活でヒョウモンチョウ類を探していた草原が怪しいな…と思い、真っ先に調べてみることにしました。

見事に生い茂っていますな…(´・ω・`)

 


かつてオオムラサキが見られた樹液の出る木は高校卒業してから数年後に倒れ、今では代わりに樹液を出している木はありません。

部分的に立ち枯れている木を見つけましたが、仮に材割してもコクワガタしかいないのがオチでしょう。

 


畑はおろか…草原は今でも健在です。鈴虫がいてもおかしくはなさそうですが、日中は物陰に隠れているので見つけるのは困難です。

山道を歩いて下りてみることにしました。新しい道路を作っていますが、なんと!!田んぼは健在ではありませんか!!

当然ながらカエルもトンボもいます。この田んぼに道路が通ると言われて30年近くになりますが、ルートは意外にも田んぼを避けています。

 


上に通じる道は舗装されましたが、上がってみると…道路工事の真っ最中です。今日は祝日で休工でしたが、立入禁止の場所には入っていませんので念のため。

 


順光で撮影しました。心なしか雑木林の緑が少し色褪せてきている様にみえます。夏から秋へ季節の移ろいが進んでいるということでしょう。

夜間採集のついでに見つかるかはわかりませんが、来た道を戻り、帰路につきました。