今日は午後にLUMBERJACKへ行ってきました。帰りに高校の先輩と会い、アセトンを貰いました。これでカブトムシの標本の脱脂ができます。
元は赤かったのが黒っぽく変色したのも、死後に油分が外骨格に染み出たからです。外骨格というのは、文字通り骨が外にあるということです。人間は体の内部に骨があり、これが体を支えています。カブトムシの場合、体の中に骨はなく、体の外が固い殻となっていて、これが骨の代わりをしています。カブトムシに限らず、昆虫類は体の皮膚が骨の代わりとなっているのです。
台所用洗剤で脱脂を試みましたが、カブトムシは餌を食べる量が多いためか、油分が抜けきれなかったようです。次回、施設寄付までに脱脂しておかなければなりませんね。
HP更新作業にて昨シーズン分の写真準備が終わりました。とはいっても、福島、青森、山梨遠征分を除いた分ですが。
これはまず、地元観察分を全て作ってから遠征分を作ろうという画策です。こうすれば効率がよくなると踏んでいます。
どうも、福島は人生初の出来事が多い気がします。1996年2月の雪景色SL初撮影、2010年12月は大雪に閉じ込められる、昨夏のオオクワガタ初天然採集です。2005年2月には…初はならなかったのがありましたが(元相手の前夜の予定変更が原因)。
かつてプロ野球の元監督が楽天監督時代、こう述べたように「1から100への道は近いが、ゼロから1への道のりは遠い」と。オオクワガタの初天然採集がまさしくそうでした。
昨シーズンは7月の福島遠征後、8月の天候不順が原因で例年より観察日数が少なかったように感じます。それにしても1シーズン分ため込むものじゃないですね…。