小田急での通勤経路に切り替えて2日目、「通勤急行」の表示を撮影することができました。
正面はピンクっぽく写ってしまい、わからないですね。晴天下だったらどうなるかわかりませんが。LEDだし。
側面でははっきりと写すことができました。
小田急での通勤急行は2代目で、初代は1971年までだったので47年ぶりとなります。平日朝通勤時の上りのみ運転で、急行との違いは登戸と経堂通過です。快速急行が登戸停車に対し、通勤急行は向ヶ丘遊園停車ですから、千鳥停車とすることで混雑を分散できます。
ただ列車増発するだけでは速達列車に混雑が集中する懸念があったからこそ、複々線を活かして工夫が凝らされています。
多摩急行が末期には朝と夕夜間のみの運転となったのは、向ケ丘遊園通過、登戸、経堂停車で急行に対して千鳥停車とすることで、混雑を分散できるとの意図もあったからでしょう。今回のダイヤ改正で新設された通勤急行にも引き継がれているのです。
かつては京王にも通勤急行がありましたが、1992年5月に急行がつつじが丘に停車となったことで廃止されました。当時の急行はつつじが丘に停車していなかったからです。もう26年にもなるものですね…。
ただし、府中~新宿間は通勤快速も停車駅が同じだったので、平行ダイヤとなっていました。その通勤快速も2013年に区間急行に改められ、土休日や日中にも運転時間を拡大、今は仙川にも停車しています。
まだ撮影していないのは通勤準急を残すだけです。