複々線区間での追い抜き

今日は新社会人の初出勤日です。今から24年前の1994年4月1日、転職前の会社に入社した時もそうでしたが、緊張はありましたよ(´・ω・`)

しかし、20数年後となると、かつての期待感はなくなり、若い世代を中心に人材流出が止まらない状況に陥ってしまいました。まるで社員がいなくなるのを待っているのかのように。そのため、今のIT業界へ転職を決意しました。IT業界は今、伸びていますし、人手不足のところも多いので、異業種から引き抜きも多いのでしょうね。

 


今朝の通勤時は複々線区間で何回各停を追い抜き、全て撮影できるかチャレンジしました。

複々線は車でいえば追い越し車線があるようなものです。急行等と各停が別々の線路を走るので、駅間で追い抜きが可能です。線路容量が増えるだけでなく、スピードアップもできるのはそのためです。

通勤急行は登戸を通過します。多摩川を渡り、まずは和泉多摩川駅で各停を追い抜きました。

 


2回目は喜多見駅で、JR車による千代田線直通です。この各停とは成城学園前で緩急接続します。

この各停から大量の乗り換え客で、混雑率が上がり、代々木上原までほぼ変わりません。初出勤の新社会人も加わったためか、いつもより混雑率は高めで、180%を超えました。それでも京王よりはゆとりがある方です。

 


3回目は経堂駅です。上り線のみ通過線があり、特急ロマンスカーや快速急行、通勤急行はこの通過線を走行します。

通勤準急と緩急接続することもあるようです。

 


4回目は梅ヶ丘駅で、メトロ車の千代田線直通です。この後は地下に入るのと、下北沢駅が2層構造なので、緩行線を各停や通勤準急が走っていても追い抜いたタイミングはわかりません。

4回中、2回は千代田線直通で、複々線化による増発だけでなく、各停も直通を開始したためです。朝ラッシュピーク時、36本中12本が千代田線直通となっているのも、新宿行との比率が2:1だそうです。代々木上原~新宿間が複線のままでこれ以上の増発ができないのと、都心への利便性向上で、増発分のほとんどが千代田線直通に振り向けられています。

新宿には定時に到着しました。旧経路となった京王の方は…?スマホの京王アプリで列車位置情報を確認して見ると、最大で5分程度の遅れが出ていました。来週以降、新学期が始まればさらに混雑が集中し、10~15分程度の遅れが出てしまうでしょう。多摩ニュータウン地区で小田急に流れた分だけ緩和したのかは、そうは上手く事は運ばないのでしょうね。