ヒメオオクワ避暑

今日は午後、LUMBERJACKへ行って来ました。同時にヒメオオクワガタを持って行きました。高山性なので暑さに弱く、暑くなる前に持って行った方がいいとの判断です。

 


埋め込みマットが劣化し、土化していることから、交換しました。

材に齧って穴をあけた痕があることから、産卵行動の可能性は高そうです。

ヒメオオクワガタはブリードが超難しいことで知られています。なぜ、超難しいのか?幼虫は越冬時、凍結防止のため芯近くまで潜り込むためです。そのため、堅めの材を用意する必要がありますが、好みがうるさいのです。

クヌギはまずダメです。高山にはクヌギはもちろん自生していません。ではナラは?ミズナラが自生しているので、ナラ材はぎりぎりOKでしょうか。

採集時、ブナ材を拾って産卵成功した例も聞きますが、一般的ではありません。市販品でブリードするならば、堅めのカワラ材が合います。

初めて産卵成功するまで13年もかかったのは、失敗の連続だったといっても過言はありません。

「プレバト!!」なら名人初段といったところでしょうか(笑。今後は複数頭の幼虫確保が課題です。