今日で7月も終わり、明日から8月です。西日本豪雨、記録的な猛暑、逆走台風と異常気象でしたね…(´・ω・`)
先日の意味不明なスイカトラップに疑問を抱き、自ら新しい課題を課すことにしました。会社帰りに紀伊國屋書店で地図を買ってきました。
今夜も出撃、放置されているスイカトラップはすっかり縮んでいます。フルーツトラップを仕掛けてカブトムシやクワガタが来るかどうかは、果物を食べ物と認識しているかどうかで成果は変わってしまいます。特に南西諸島で効果が高いのは樹液を出す木が少ないからです。その代わり、シークワーサーやパイナップルが栽培されており、これらの果物を食べ物と認識してる個体が多いといえます。
地図を買ったのは、梨畑と発生地の場所相関を調べるためです。梨の産地でもありますが、問題は発生地から飛んでこれる距離内にあるかどうかです。一般にカブトムシやクワガタの飛翔距離は一翔で500M~1km以内といわれています。今週末に実地調査します。
採集やブリード、記録など夏場の今が一番忙しい時期でありますが、この15年、1人で全てこなしてきました。15年続けて平成最後の夏を迎えたこともあって一区切り、後進育成も視野に入れながら、新たな調査は更なるスキルアップのために自ら課した課題でもあります。若い人にスキルを継承できるでしょうか?継承することなく墓場まで持っていくのか?
相変わらずカブトムシは多いです。アカアシオオアオカミキリもほぼ同時にピークを迎えています。
カブトムシが一番良い場所を独り占めしている一方、アカアシオオアオカミキリはおすそ分けを待っている様でした。
場所を移動、こちらはカブトムシがほとんどいませんでした。樹皮の隙間にコクワガタを発見しました。
カブトムシは♀1頭のみ発見、蛾やカナブンと一緒に樹液を吸っていました。
樹皮の隙間にコクワガタが隠れていますが、わかりにくいですね…。
一通り撮影してから帰宅しました。