後半戦前日

今日も風の強い1日でした。台風20号は温帯低気圧になりましたが、依然として強いままです。関東は直撃しなかったものの、今度は北日本へ向かっており、遠く離れていても風は強いのです。

夜間採集はお休みですが、週末は再び実地調査です。前回は梨・ぶどう畑と想定発生地との距離、位置関係でしたが、今度は違います。

山梨と共通している果物は消去法からしてぶどうが残りました。しかし、品種が山梨とは違います。山梨では主に勝沼や甲府盆地で栽培されており、小学生の頃に勝沼へぶどう狩りに行ったことがあります。福島だったら山梨同様、桃にも来たことでしょう。

今回、疑念を抱いているのはスイカです。スイカトラップの放置を見て、近くにスイカ畑あったか?です。秋田の親戚宅でスイカをごちそうになったことがよくあり、親戚が畑でスイカも栽培していました。

スイカの全国一産地は熊本県で、次いで千葉県、山形県です。秋田県は全国11~12位で、横手盆地が大産地で、親戚宅もあります。30年以上前、親戚が採集してくれたことから、肥料用に畑の一角へ食べ終わった後の皮を捨てておいたのを見たことがあり、夜にカブトムシ等が来てもおかしくはなかったです。今度の考察はそこにあります。

神奈川県も秋田県とほぼ同じ順位で、主に三浦半島です。川崎市の内陸部は?と分かりませんが、境を接しているところですので、都県境を越えて調べることになります。

 

 
週明けの20日も同じ場所で前哨戦の観察をしました。

今度はカブトムシの♀がいました。♂は時期的にはほとんど姿を消したと言ってもいいでしょう。採集圧、天敵による捕食圧も考えられますので。

 


電柱にはなぜかトラップが放置していました。わが地元でもトラップ放置とは…・°・(ノД`)・°・

マナー啓発の継続もですが、そこに生息しているカブトムシやクワガタムシが樹液以外に果物を認識しているか確認してからトラップ設置すべきですね。

懸念事項も抱えているので、心配事はつきないものです。。。