サンケイビル

facebookでの公約どおり、今季の夜間樹液採集シーズン終了の宣言について判断します。

10月1日をもって、今季の夜間樹液採集シーズンを終了しました。終了日を10月1日にしたのは、翌日および7日の観察ではスズメバチのみでコクワガタさえいなかったことと、週末から気温が下がるためです。

日中観察はしばらく続けますが、これも10月末で終了とし、同時に現テーマも終わり、来シーズンから新フィールドを加えた新テーマに移行します。

 


駅の改札を出て地下通路を歩き、地上に出るとお目当てのビルに到着しました。

そう、サンケイビルです。このビルに来るのは1年ぶりです。都心部のビル街では低層階が飲食店を中心とした店舗、中~高層階がオフィススペースになっていることが多いです。飲食店があるのは、オフィス街で働く人たちのためにあるといって過言はないでしょう。

イベント会場は3・4階のサンケイビル会館です。エスカレータで3階に上がり、入場料金を払って「第75回インセクトフェア」会場内に入りました。

今回のお目当てはオカクワとドルクスハンターです。オカクワブースではドラゴン先生に会うこともでき、著書を買ってサインして貰いました。

さすがプロの漫画家、似顔まで描いていただき、恐縮でした。

ドルクスハンターのブースでは生体もわずかながら販売していました。オオクワガタの採集個体もですが、すでに福島で自己採集した(「るい」と名前までつけた)個体がいるために買わなかったですが、貴重な岩手県産なのでラベルでの地名で採集地を絞り込むことも出来ました。また、自分は自己採集できるものはショップ等で買わないことにしていますので(オオクワガタは昨年に福島で初自己採集して以来、ショップ等で買っていない)。

代わりに標本を買いましたが、明日報告します。

彼らとのお話で貴重な情報を戴くこともできました。虫屋同士の情報交換の場にもなっているのです。

他にむし社等色んなブースを見て回りました。中には雌雄モザイク標本もあり、ミヤマクワガタが12万円、ノコギリクワガタが10万円、オオクワガタが8万円で、貴重な標本は大小関係なく値段が高いです。雌雄モザイクは染色体の異常が原因だそうで、その確率は10万分の1だそうです。

15時30分過ぎに会場を出て、再び駅へ戻りました。なお、会場内は撮影禁止なので、写真はありませんのでご了承を。

つづく。。。