今季のカブトムシ幼虫

今日も好天に恵まれ、午前中は新フィールドの開拓を行ってきました。来シーズンから現行フィールドと一体的に採集・観察するためです。更に樹液の痕跡があるポイントを見つけたため、ルートが再び変わることも判明しました。

夕方、今季のカブトムシ幼虫は取れたのか気になり、割り出しおよび確認をしました。8月19日に産卵セットし、9月2日に♀親が死亡したので産卵期間が短くかったので心配でした。

 


ひっくり返す前のケースです。餌台及び足場木はすでに撤去しました。

 

 
ケースをひっくり返すとポロポロと幼虫が出てきました。

完全にひっくり返、捜索した結果は全部で10頭でした。思ったよりも少ないです。

 

 
新しい餌を追加し、幼虫を投入しました。大ケースには6頭です。

 


すでに2齢後期にまで成長していました。あと1回脱皮すれば3齢で、越冬するころには8cmまで成長していそうです。

 

 
中ケースにはクヌギマットや材の割りかす、クワガタで仕様済みの古マットを混ぜてました。リサイクルできて一石二鳥です。

 


中ケースには4頭投入しました。

 

 
すぐに潜ろうとしています。2齢中期でしょうか、成長にばらつきがありますね。置き土産の方は3齢にまで育っています。

11月になるまでにどれくらい成長するでしょうか?稀に初、2齢で冬を越すこともありますが。

来夏のイベントでの配布に影響が出るのは必至で、野外採集で補うのは確実でしょう。