2018年シーズン総括【1】

今年もあと2週間足らずとなりました。もう樹液採集シーズンは11月11日をもって完全終了し、現行テーマも同時に終了しました。

現行テーマ終了、新テーマ移行として、今年の樹液採集シーズンを種類別に振り返りたいと思います。

振り返り第1号は…

オオクワガタ

です!!

今季も採集は福島遠征時の♀1頭のみでした。

長い間、自分の手で採集したいと願い、昨2017年に悲願を達成したのは記憶に新しく、2年連続で採集するという快挙ぶりでした。

 

 
昨年採集からブリードした子供たちも春から初夏にかけて羽化し、♀に偏りながらも♂も1頭だけ羽化しました。

今ではショップで養殖個体が安価で入手できる時代ですが、野外採集した時の喜びは何ものにも代えがたいものがあります。全国的に数が少なく、臆病な性格で滅多に人前に姿を現さないため、野外採集が難しいのですから、なおさらです。

東北地方での灯火採集では♂は滅多に飛んできませんが、羽化脱出直後及び、引っ越し時期なら可能性が高そうです。来季以降はそのような時期も狙い、♂も採集することが課題でしょう。

ただ自分の手でオオクワガタを野外採集するだけでなく、自己採集個体からブリードすることも長い間の夢でした。長い間の夢をかなえ、今度は「これぞ、東北産!!」の美形オオクワガタを作る方向にも行きつつあります。「森田ゴールド」があるように、自分だけのブランドを作るのも面白そうです。

11月中旬の歓迎会でチームリーダーがある同僚に「彼女はカブトムシを自然の中で生きているのを見たことがない」と紹介し、コツを教えたのですが、今の自分はカブトムシよりオオクワガタを追い求める方向に行っています。オオクワガタを野外採集するのは熟練者でも難しいので、その同僚から見れば、雲の上の世界へ行っているように見えるのかも知れません。

現在は福島県での採集経験のみですが、本命の産地は青森県で、採集難易度が高いのですから余計に燃えるような気がします…。

当面は採集経験を積み、次なる野望へ向かうことにしましょう。