2018年度シーズン振り返り第2号は…
コクワガタ
です。
コクワガタはクワガタライフの原点ともいえる種類だからです。実際、自分が初めて採集し、触れ合ったクワガタはコクワガタです。
コクワガタは誰でも見つけるチャンスがあるといってもいいでしょう。思ったよりも丈夫な種類で、越冬して成虫で数年生きますし、飼育も簡単です。
自分ちの近くでももちろん、コクワガタは見つかっています。しかし、今年は8月下旬に近所でスジクワガタを見つけたのがきっかけで転機を迎えることになり、新フィールドが加わっただけでなく、コクワガタの採集・飼育は東北産に絞られることになりました。
なぜかというと、東北地方でのオオクワガタ多産地ではコクワガタが飛来するかどうかで成果に差がでてくるそうです。
実際、コクワガタが飛来した後にオオクワガタが来たのも事実です。
今季は現行フィールドで2♂2♀を5月下旬に採集しましたが、その後の夏の猛暑で1♂が熱中症死、9月末に残った1♂2♀を採集地へ戻しました。また、材割採集で得られた幼虫を育てたものも全て採集地に戻したので、現在は福島県産のみの飼育となっています。
従って、今季採集したのは、実質的に福島県産1♂1♀ということになります。
ブリードでも最大個体の48.0mmを筆頭に5♂5♀が羽化、このうち2♂2♀は福島遠征時に帰郷という形で宿の人に引き渡しました。現在の飼育数は採集個体が1♂1♀、前年採集の親からブリードした3♂3♀、今季採集した親からのブリード幼虫が7頭です。
ブリードで羽化した成虫の処遇は未定ですが、来季のブリードには少なくとも1~2ペア使用になるでしょう。目指すは50mmオーバー、つくづくは60mmは目指したいですね。BE-KUWAギネス(58.1mm)超えはなるでしょうか?