2018年シーズン総括【4】

今日からクリスマス3連休、初日は冬至と重なりました。冬至は1年で最も昼時間が短いですが、日の出が東京では6時47分、日の入りが16時32分で、日の出が一番遅く、日の入りが一番早い訳ではありません。

東京で最も日の入りが早いのが12月6日の16時28分、日の出が一番遅いのが1月7日の6時51分です。

 

2018年シーズン総括第4弾は…

ミヤマクワガタ

です。

オオクワガタが高嶺の花だった子供の頃はミヤマクワガタは憧れの的でした。

 

 
漢字で「深山鍬形」と書くとおり、深山に棲むクワガタムシで、暑さに弱く、自分ちの近所では採集できる種類ではありません。ただし、小学生の頃は少ないながらも生息していたポイントがあったそうです。現在は宅地化され、小田急線の新駅までできてしまいましたが。

今季は福島遠征で6♂6♀が採集できました。2006年の群馬合宿で初めて自己採集し、長野や山梨、青森等への単独遠征を重ねるうちに、過去最高の採集実績を記録することができました。

30年前、秋田の親戚が採集してくれたこともあり、かなりの数だったことは驚きでした。ただし、8月後半だったので夏休みが終わる頃にはバタバタ死んでいきましたが、多頭飼いが原因でしたね…。

ブリードは難しく、失敗続きの連続でしたが、近年は♂も羽化させることができるようになり、実績も積み重ねつつあります。

オオクワガタが自己採集できるようになった今でも、ミヤマクワガタは子供の頃からの憧れのクワガタムシであることは一生変わらないでしょう。