アカアシクワガタ幼虫割り出し

今日は仕事納めでした。明日から来年1月6日まで9連休です。転職して最長の連休です(笑)。転職前は製造業だったので工場の設備点検で連休が長くなる傾向があります。ただし、稼働日確保のため、週中の祝日が出勤日になることもありました。

今年はハーレム職場に異動し、女性30人弱に男一人となるとは思ってもいなかったです。納会で同じ職場しかも同じチーム内に虫好きがいることが判明しました。話が合ってよかったと同時に驚きは隠せませんでした。

 


長いこと放置状態だったアカアシクワガタの産卵セットケースから木屑が出ているのが発見されました。

急遽割り出してみると…

 


産卵木の一部が剥がれ、食痕だらけでした。

 


表面をマイナスドライバーで剥ぐと幼虫が出てきました。木はすでに手で崩せるくらいに柔らかくなっていました。

 

 
他にも2頭出てきました。放置しすぎて3齢にまで加齢してしまいました…。

 


腹の内側にスジ発見!!♂確定しました。一般的にはお尻の卵巣マークの有無で見分けるのですが、たまに♀でも卵巣マークが見えなかったりすることもありますので、確実ではありません。腹の内側にスジがあるのが♂、ない方が♀ですので、こちらの方が確実です。

 


結果的に3頭の幼虫を得られました。2♂1♀で、♂幼虫は大型を目指すため800㏄菌糸瓶へ投入予定です。

 


幼虫の顔を撮影してみました。コクワガタの幼虫より頭のオレンジが濃いです。ただし、採集地ではオオクワガタやコクワガタと混生していますので、判別には経験を要します。とはいっても、地元で材割はしませんし、東北では雪深いので困難とわかっていて材割採集はしません(神に誓ってでもです!!)。

明日以降、LUMBERJACKへ持って行き、菌糸詰めなどもありますので菌糸ビン投入は年明け以降となりそうです。