今日は立春で、暦の上では春になりました。立春に合わせるのかのように、季節外れの暖かさで日中は20度近くまで上がりました。
一昨日の土曜日はLUMBERJACKへレンタルBOXの虫メンテに行ってきました。今年2回目の菌床交換作業をしました。
まずは一番菌糸が食べられていて劣化も始まった方からです。
取り出すと…立派に成長した3齢幼虫が出てきました。体重測定8g、腹の内側を見たら♀確定、800㏄瓶へ引っ越しました。
糞中のバクテリアを引き継ぐため、表面を削った後は食痕を敷き詰めました。この後、幼虫は潜っていきました。
2頭目、3頭目はそれぞれ9g、10gで腹の内側を見て♀確定、800㏄の新しい菌糸瓶へ引っ越しました。
菌床投入して3か月なのに成長が遅いものが数頭います。昨年11月頭に投入し、3か月経過したので取り出しました。まだ2齢のままです。
お店の中は常時20度に保たれている筈…もしかしたら♂の可能性があります。
体重測定結果はまだ2gです。自然状態では大型♂だと羽化まで2~3年かかるので、成長は遅いのかも知れません。クワガタは成長に個体差がありますね。新しい菌糸瓶は1500㏄へ投入しました。
大型♂を羽化させるには菌床飼育だと通常8~10か月を10~12か月、もっと引っ張っても15か月に伸ばすことも鍵かもしれません。
ただし、過去にヨーロッパミヤマクワガタを飼育した時、菌床飼育でも羽化まで2年かかったことがありました。
5頭目は9gで♀と判断し、新しい800㏄瓶へ引っ越しました。これで5頭投入し、1500㏄瓶は3本が幼虫未投入となりました。投入時期から、3月になりそうです。
菌床交換後の空き瓶はもちろん洗いました。…が、肝心の菌糸ブロックが欠品中なので、新しく詰めるのはしばらくおあずけです。