昨夜遅く、昨夏に採集した福島県産オオクワガタの♀死亡が判明しました。死亡判明してすぐに取り出したので、腐敗はほとんどありません。平成最後の子供を産み、今季は令和最初の…と思った矢先でした。
飼育ケースから取り出した亡骸です。生前の姿そのままです。飼育ケースの中は湿度があるため、死んでから数日すると腐敗してバラバラになりやすいのです。
展足ボードの上で形を整えました。このまま2週間程度乾燥させます。令和改元前に完成していることでしょう。
この♀にはGF(仮)の上条るいちゃんから名前を戴き、“るい”と名付けていました。唯一の野外採集オオクワガタでしたので、冬を越したばかりで死んだのは残念です。
もちろん、今季も6~7月に福島県へ採集に行きます。野外採集した場合、別の名前を付ける方向なので、2代目は昨夏に羽化した♀で今季の種親が名乗ることになります。同時にこちらが令和最初の子供を産むことになります。
親は死んでも、昨秋にかけて子供を残してくれたので、遺伝子は受け継がれています。でも、母親のツンデレだけは遺伝しないでね…(笑)。