新緑の新フィールド

令和と同時に始まる新シーズンに向け、新緑の新フィールドを見てきました。例年、樹液採集シーズンは5月からですが、今年はちょっと違います。

平成から令和への改元はもちろんですが、昨夏にスジクワガタが見つかったことを受けてフィールド拡大することになりました。同時に採集・観察テーマも変わるのです。

 


まずは新フィールドへ入る前に新緑の裏山を撮影しました。ヤマザクラも終わり、八重桜が見ごろを迎えています。

 


山道へ入る前に撮影した落ち葉囲いです。カブトムシの幼虫がいる可能性が高いですが、今回は生憎スコップを持ってきていません。

 


新緑の多摩よこやまの道です。都県境もこの道にほぼ沿っています。横位置と縦位置の両方で撮影しました。これからはここが新フィールドに加わります。

 


すでに1本、気の早い木が樹液を出していました。発酵までしていますが、まだ虫はあまり来ていません。集まり出すのは令和になってからでしょうか。

 


都県境を越えて神奈川県に入りました。まだ樹液は出していないので、こちらは出始めは令和になった後でしょう。昨夏はスジクワガタを見つけたので、今季も期待できるでしょうか。ただしスジクワガタは狙ったからといって見つかる訳ではありませんので。

 


新緑の山道です。まだ木々が芽吹きだしたばかりなので、来週以降には様変わりしていることでしょう。

 


山道を下り、梨の花を見つけて撮影しました。品種は黒川梨でしょう。桜の花に似ている感じですが、桜も梨も同じバラ科ですしね。

 


田んぼはまだ田起こし前です。新緑の里山を撮影した後は再び都県境を越えて帰宅しました。

日中の気温が20度近くまで上がったからといっても、夜の気温はまだ10度台前半なので、夜間樹液採集が始まるとはいい難い時期です。例年、夜間の気温が21時時点で18度以上が見込まれる頃合いから始まります。

最早記録は10年ぐらい前の5月4日、平均して5月後半から始まるので、少なくとも平成のうちはシーズンインすることはないでしょう。